――フヨンは社会的成功者として、順風満帆な人生を送っていますが、初恋の人との出会いから変化していきます。台本を読んでどう思われましたか? ご自身との類似点は?

チェ・ジョンヒョプ「おっしゃっていただいたように、フヨンのそういった姿に興味を覚え、新鮮さを感じたんです。僕もソヒョンさんと同じように、ドキドキしながら台本を読みましたし、彼の変化をどうしたら上手く表現できるのか、そこに興味を持ち、表現しようとしました。自分と似ているところは、感情を表現するのがちょっと不器用なところじゃないかなと思います(はにかんだ笑顔で)」

――お互いの印象と共演した感想をそれぞれ教えてください。

(質問を聞いた瞬間、2人とも嬉しそうに大きな笑顔を見せて、顔を見合わせる)

キム・ソヒョン「ジョンヒョプさんは、初めてお会いしたときは、すごく人見知りな印象で。ほとんど何もしゃべらなかったんですよ。私も結構人見知りするタイプなんですが、そんな私がリードして、いろいろと質問を投げかけるぐらいでした(笑)。でも、だんだん打ち解けていくうちにわかったんですが、よく笑うし、いろいろなイタズラもする方で、現場の雰囲気をとても明るく作ってくださったんです。最後は仲良くなれました」

チェ・ジョンヒョプ「僕も似たような感じですね。これは、彼女にも話したんですが、最初は実は芸能人だ…!っていう感じでソヒョンさんを見ていたんです。初顔合わせや台本の読み合わせの時、この人はどういう性格なのかなと、様子を見ていたんですが、イメージと結構違って、とても明るくて、ポジティブなところが多い方なんです。現場でもそのおかげでとても楽しく撮影できました。最初と違って、たくさん会話もして、仲良く楽しくやらせていただきました」

(2人で顔を見合わせて笑う) 

『偶然かな。』(C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.

――現場の雰囲気がとっても良かったですが、撮影の中で一番記憶に残るエピソード、感動したエピソードを教えてください。

チェ・ジョンヒョプ「(記憶を辿るように思い出し、嬉しそうに笑いながら)記憶に残るエピソードや、感動した瞬間をあえて1つ選ぶことはとても難しいです。 今回は、10年前の高校時代のエピソードもあり、僕たちは制服を着て撮影もしたし、いろいろなロケーションで撮影をしたんです。学校の正門前で撮影した時のエピソードや、家で撮影した時のエピソードなど本当に楽しくて。大人になった後もそうなんですが、面白いエピソードがたくさんありすぎて1つを選ぶことは難しいです(笑)。

(一緒に頷いて笑うキム・ソヒョンに向けて)そうでしょ?  面白いエピソードというより、印象に残っているシーンなんですが、バスで登校するシーンで、予告編にもあるんですが、僕が居眠りしているホンジュを起こして校門の前まで歩いていくシーンがあります。そこが一番印象に残っています(笑)」

 終始にこやかな笑顔を見せていた2人。人見知りだと話すチェ・ジョンヒョプをキム・ソヒョンがリードする微笑ましいインタビューに。劇中で2人が見せる、息ピッタリな掛け合いにも期待が高まる!

『偶然かな。』(C) IOKCOMPANY Co.,Ltd.

●『偶然かな。』ストーリー

 アメリカ本社に所属するファイナンシャルプランナーのカン・フヨン(チェ・ジョンヒョプ)は生まれながらの頭脳と端正なルックスで、最善を尽くさなくても簡単に最高の結果を手に入れ、仕事に恋愛に順風満帆な人生を送ってきた。しかし、アメリカに移住してから10年ぶりに帰ってきた韓国で、高校の同級生イ・ホンジュ(キム・ソヒョン)と再会。時が経っても変わらず奇抜で面白く、温かいホンジュの姿をみたフヨンに、いつの間にか忘れていたあの頃の感情が呼び起されていく――。

●配信情報

『偶然かな。』ディズニープラス スターで7月30日(火)独占配信開始(全8話/初回4話、以降毎週月・火1話ずつ配信)

監督:ソン・ヒョヌク『恋慕』『ゴールデンスプーン』『また!?オ・ヘヨン ~僕が愛した未来~』  脚本:パク・グロ

出演:キム・ソヒョン 『恋するアプリ Love Alarm』『ノクドゥ伝〜花が降る月明り〜』、チェ・ジョンヒョプ 『時速493キロの恋』『わかっていても』『無人島のディーバ』、ユン・ジオン明日』、キム・ダソム『復讐のカルテット』『コクドゥの季節

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