去る6月28日、パシフィコ横浜 国立大ホールにて、イ・ジュンギが約1年ぶりとなる日本ファンミーティングを開催。“お互いが最高の贈り物で、幸運そのもの”という意味を込めた「Lucky draw」というテーマのもと、彼の〝大切な家族〟であるSPLENDOR(公式ファンクラブ名でファンの呼び名)とともに過ごす特別な時間。歌に踊りにトークにと、フルスロットルでファンを魅せた濃密ファンミーティングの模様をレポートする。(記事全2回のうち前編)

■踊って歌って楽しむ“ジュンギ・ダイエット”の時間がスタート!

 暗闇の中、バンドがスタンバイすると、客席からは「イ・ジュンギ コール」が。待ちわびたファンの熱い声を受け、ステージ上にジュンギが姿を現すと、客席は総立ちに。オープニングは、ジュンギファンミ定番の盛り上がりナンバー『Together』。薄水色の爽やかなスーツスタイルで、がしがし歌い踊る姿に観ているほうもエネルギーが高まる。客席も負けじとコール&レスポンスし、楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねるジュンギの姿も可愛い。軽やかなダンスで魅せる『NOW』まで続けざまに披露。

 歌い終えると、「ほんとに会いたかったです! 久しぶりで会いたかった気持ちが皆さんからも伝わってきて、緊張もしたし、とても幸せな気持ちになりました」と日本語で挨拶。さらに、「覚えていますか? イ・ジュンギのファンミーティングに必要なもの。それは、体力、そしてエネルギーです! 健康と幸せのために、踊って歌って、全部できますよね? さぁ“ジュンギ・ダイエット”ですよ!」と煽り、会場を盛り上げる。

『DELETE』『Dancing in the moonlight』とシックなパーフォーマンスと歌で魅せた後は、MCの藤原倫己氏が登場し、ミニトークコーナーに。来日の話を振られたジュンギは、「飛行機はめっちゃ怖い。もしものことを考えると寝られない」と日本語で熱弁し、「そういう人、いない? でしょでしょ? ですです」と客席に同調を求める場面も。ちなみに、「でしょでしょ」「ですです」は最近覚えた日本語だそうで、早速活用していたのがジュンギらしい。

写真提供:THE STAR PARTNER 

 そして、「Lucky draw」の日本版ということで、おみくじを引く企画も。かの浅草寺のおみくじが用意され、本格的な運勢試しに挑むことになったジュンギは、「みんなの力を貸して!」とファンに呼びかけ。会場からの声援を“念”としてくじ箱に送ってもらい、見事「大吉」を引き当てるという、運の強さを証明。

 本人も驚きつつ大喜びで、「ちょうど今、次回作選びに悩んでいたところです。台本を並べて、このくじを投げて止まったものに決めようかな(笑)」と冗談まじりにコメント。その後、大吉のおみくじを丁寧に折りたたみ、ジャケットの内ポケットにしまう姿が嬉しそうだった。