
■日本語トークも絶好調で会場を笑いの渦に
さらに、写真集のために大阪や京都を訪れていたことも報告。「日本に住んでいるような雰囲気で撮影したい」というジュンギたっての希望により、伝統文化を感じる風景も取り入れたそう。今回は、できあがった数枚の写真とともに、撮影時のエピソードも披露。そのなかでは、撮影中、地元の方にK-POPアイドルと間違われたことに言及。「僕、俳優なんです」と話すと、「あ、『イルジメ』の!」と気づいてもらえたというエピソードを明かし、「もっと俳優を知らしめなくては!」と会場を笑わせていた。
ちなみに、これらのエピソードは、ほぼ日本語で披露。トーク全体の半分以上は日本語だったのではないかと思われるほど、直接ファンと自然に会話を交わす場面が多く見られ、これまで以上に日本語の語彙が豊富になっていたのが印象的だった。さらっとやっているが、隠れて努力をしているのだなとあらためて思う出来事だった。

■「皆さんが嬉しそうで…僕はもっと嬉しい!!」
そして、再びライブコーナーに。ファンへの思いを歌詞に込めた『慈しみの樹(日本語ver)』をはじめ、『Ma lady』『Foolish Love』と、おなじみのナンバーが3連発。アイドルたちに勝るとも劣らない切れのあるダンス、次々繰り出す多種多様なハートポーズ(本人曰く「僕はハートポーズの達人」)、観るものを楽しませるパーフォーマンスに、会場は熱狂の渦に。ペンライトを振ったり、声をあげたり、一緒に飛び跳ねたりと、ファンのリアクションにジュンギも感極まり、「皆さんが嬉しそうで……僕はもっと嬉しいです。家で台本ばかり読んでいたんですが、そのため心の中に溜まっていたものが取り払われて、今、涙が出そうです」と本心がぽろり。
「縁はうまくいくものも、いかないものもある」と語り、作品選びが難航して1年間もどかしかったこと、そのことでファンを心配させてしまったことなど、率直な胸のうちをファンの前で明かし、こちらまでほろり。(後編に続く)
