去る6月28日、イ・ジュンギが約1年ぶりに日本ファンミーティングを開催。音楽にダンスにトークに、マルチなエンタテイナーは健在。熱いファンの反応に思わず涙ぐむ姿も見せた、ファンにとってもイ・ジュンギ本人にとっても特別な時間となった本公演の模様をレポートする。(前後編の後編)

■イ・ジュンギ日本ファンミーティング、アイドル顔負けのStray Kidsダンスコピーも!

 歌って踊ったあとはファンが事前に送った質問に答える「Lucky draw~質問draw~」のコーナー。「ランニングするときのプレイリストを教えて」という質問には、日本のアニメの主題歌が好きだと答え、「聴きながら、自分が主人公になったような気持ちを想像して気分が高まる」と、その理由を明かした。

 特にお気に入りは、『呪術廻戦』『推しの子』『鬼滅の刃』の主題歌だと答えつつ、ファンのオススメも知りたいと会場に逆質問。挙がったアーティスト名や曲名をしっかり覚え、「今後ランニングのときのプレイリストに加えます!」と約束していた。

 さらに、極め付きはファンからのリクエストによる、Stray Kidsの『Chk Chk Boom』のダンスチャレンジチャレンジ。見本を映像を鑑賞し「ダンス(の尺)が長い!」と言いつつ、パワフルなダンスパフォーマンスを完璧に披露。会場はひときわ熱い歓声に包まれた。

 また、「器用なSPLENDOR-私が描いたイ・ジュンギ-」と題して、ファンが描いたアート作品を紹介するコーナーも。ここでは、多数応募されたなかから3名の作品を、会場のファンと一緒にス映し出されると、ジュンギも思わず感嘆の息をもらしながら、「僕は、青・赤・白・黒が好きなんです。対象的な色ですよね。だから、赤を着たら、次は青を着たりしています」とコメント。さらに、「作品を選ぶときも、善と悪の要素があるものに惹かれます」と、色のこだわりから作品選びに対する思いにまで話が広がった。

「『イルジメ〜一枝梅〜』のヨンが大人になった姿を想像して描いた」にいうグラフィック風のニット作品も披露され、その緻密で独創的な表現に会場からは驚きの声もあがった。ジュンギは「この絵のなかには、ヨンはもちろん、『王の男』のコンギルもいるし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』のワン・ソも感じられます。長い年月、僕の作品を観てくださっているのだと思う」とコメント。紹介された作品以外にも多くのファンが参加してくれたことに、あらためて感謝を伝えた。 

写真提供:THE STAR PARTNER