さらに「ユルリム」の幹部にはキム・ウィソンやキム・ヨジン、ホン・ソジュンらベテラン俳優たちがずらり。パク・ヒョンスやイ・ジェウらが演じる社内の別チームとの攻防も見どころがありそうだ。
また、ライバル事務所リー&ソ法律事務所の弁護士で、カン・ヒョリムにプロポーズもしていたハン・ソンチャン役には、『私のヘリへ』のカン・サンジュン。同作では、兄弟のような関係を好演していたイ・ジヌクとカン・サンジュンが、ヒョリムを挟んで、どんなバトルを展開するのか、期待したい。
劇中冒頭の入社面接において、「法律は完璧ではない。道徳とは必ずしも一致しない」と、話すように、一般常識にとらわれずに、目の前の事案と向き合っていくヒョリム。彼女の着眼点を無視せず、受け止めるソクフン。「裁判は、勝ち負けじゃない。いかに傷を浅くするかだ」と、依頼人のために尽力する訴訟チームの活躍が今後も楽しみだ。
●『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』ストーリー
法律事務所「ユルリム」の採用面接に遅刻したヒョリム(チョン・チェヨン)は、弁護士は時間厳守だと面談を断られてしまう。ヒョリムは正直に理由を述べ、気が向いたら面接してほしいと外で待つのだった。彼女が「第12回全国ロースクール模擬法廷」の優勝者であり、ライバル事務所の内定も受けた人物だと気づいた面接官のおかげで、なんとか再試験にこぎづけると、圧巻の答弁で見事採用される。
配属希望オリエンテーションの日。他チームの甘い誘いを横目に、ヒョリムは新人で唯一、訴訟チームに志願する。ところが、面接への遅刻を含め、社会性のないヒョリムを認めない訴訟チーム長のユン・ソクフン(イ・ジヌク)は、ヒョリムを拒否。しかし、唯一の第一希望者を人事が落とすはずもなく、ヒョリム含め4人の新人が訴訟チームに配属される。
さっそく、あるガス会社の株主総会の立ち合い確認を命じられたヒョリムは資料を読み込むうちにある疑問を抱き、総会後、自ら調査に向かう。その後、何の連絡もなく2日も会社を欠勤したヒョリムに呆れたソクフンは懲戒解雇を宣告。だが、ヒョリムは欠勤ではなく外回りだったとし、「弁護士なら弁論する機会を与えろ」と、調査報告を開始する。すると、ソクフンも興味を抱く内容で……。

●配信&作品データ
Netflixシリーズ『エスクァイア:弁護士を夢見る弁護士たち』独占配信中(毎週日・月配信)
[2025年/全12話]演出:キム・ジェホン『財閥 x 刑事』、『悪の心を読む者たち』『悪鬼』(ともに共同演出) 脚本:パク・ミヒョン
出演:イ・ジヌク『私のヘリへ〜惹かれゆく愛の扉〜』『イカゲーム』シーズン2&3『Sweet Home―俺と世界の絶望―』、チョン・チェヨン『組み立て式家族〜僕らの恋の在処〜』『ゴールデンスプーン 』、イ・ハクジュ『こうなった以上、青瓦台に行く』『ジャガイモ研究所』、チョン・ヘビン『オッケー!グァン姉妹』『レバレッジ』