韓国アイドルの特徴として忘れてはならないのは、毛穴レスな美しい肌。ベースメイクのトレンドも“自然”で“ツヤ感”があるものとなっている。

「以前の流行はとにかくツヤ感重視でしたが、今年の秋冬は少し落ち着いた“セミツヤ肌”がトレンド。特に、厚塗り感なく自然なカバーのできる下地や、頬や額などの欲しい部分だけにツヤを作れるファンデーションが人気です」

 同店のオススメファンデーションは、『ByUR セラムフィット フルカバーグロークッション』(3960円)と『バニラコ(BALILA CO) エッセンス スキン ピンククッション』(2970円)。どちらもクッションタイプで、重ね付けをすれば、うるおい感を保ちながらしっかりカバーできる。

「頬や額など骨格の高い位置にファンデーションを置き、そこから伸ばすように付けるのがポイント。肌の色よりワントーン明るいカラーが人気ですが、厚塗り感が気になる場合は、顔につける前に内蓋の裏で一度スポンジを押さえて量を調整すると自然に仕上げることができますよ」(岡野さん)

ベースメイクのトレンドを押さえるなら『ByUR』をチェック
人気の『バニラコ』のクッションファン、ブランドアンバサダーはSEVENTEENのジョンハン

 また、ファンデーションの前にツヤを仕込める化粧下地も人気だ。『d'Alba ウォータフル トーンアップサンクリーム』(2860円)シリーズでは、顔の赤みやくすみなどの肌悩みにあわせてピンク、グリーン、ラベンダーの3種のカラーから選ぶことができる。

 ここまでいくつかのトレンドとアイテムをご紹介してきたが、印象に残るのは韓国コスメのコスパの高さ。メイクの仕上がりは“デパコス”(デパートコスメ)にも引けを取らず、カラーバリエーションの豊富さは「どんな人でも肌や雰囲気に合うアイテムが見つかる」と思わせてくれるほど。さらに、パッケージはシックで洗練されたものから遊び心のある可愛らしいデザインまで揃い、価格帯も1000円~3000円台と手に取りやすい。

 移りゆくトレンドを取り入れながら自分らしいメイクを楽しみたい。そんな人にとって、韓国コスメは今後も見逃せない存在となりそうだ。

取材で話を伺った『shop in 東京ドームシティラクーア店』スタッフの岡野さん

●取材協力

『shop in 東京ドームシティラクーア店』

住所:東京都文京区春日1-1-1 ラクーアビル2F

営業時間:午前11時~午後9時