■1990年代から第一線で活躍し続けているハン・ソッキュの集大成的演技
持たざる者が持てる者にぶつけた心の叫びに、多くの韓国人がカタルシスを得るはずだ。1990年代後半、「すべての映画シナリオは、まず彼が目を通す」とまで言われたハン・ソッキュは、軍事独裁の余韻や経済不安に揺れた時代を象徴する悲劇的なキャラクターを多く演じてきた。
シンの雄叫びは、ドラマ『ソウルの月』や映画『グリーンフィッシュ』『八月のクリスマス』の主人公のような若くしてこの世を去った者たち、映画『シュリ』や『二重スパイ』の主人公のように南北分断で心に致命傷を負った者たちの咆哮のようにも思えた。1990年代からハン・ソッキュの演技を見てきた者なら涙を抑えられないだろう。
●『シン社長プロジェクト』ストーリー
町のチキン店を営むシン社長(ハン・ソッキュ)は、元・伝説の交渉人というミステリアスな過去を持つ。法の原則を何よりも重んじる堅物エリートの新米判事チョ・フィリップ(ペ・ヒョンソン)、情報収集能力に長けたMZ世代の配達員イ・シオン(イ・レ)とともに、シン社長は町で起こる様々な問題やトラブルを解決していく。
●配信情報
『シン社長プロジェクト』U-NEXTにて独占配信中
[2025年/全12話]演出:シン・ギョンス『根の深い木〜世宗大王の誓い〜』(共同演出)、『六龍が飛ぶ』『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』シリーズ 脚本:パン・ギリ『ミッシング〜彼らがいた〜』シリーズ
出演:ハン・ソッキュ『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズ、『根の深い木〜世宗大王の誓い〜』、ペ・ヒョンソン『組み立て式家族~僕らの恋の在処~』『賢い医師生活』シリーズ、イ・レ『無人島のディーバ』『地獄が呼んでいる』シリーズ
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