「弁護士が推し活!?」という設定が話題の新作ミステリーラブロマンス『アイドルアイ』。少女時代のチェ・スヨン扮する主人公メン・セナは、昼間は負け知らずの敏腕弁護士、オフタイムには一転してアイドルの「推し活」に忙しい。
セナが憧れる人気アイドルのト・ライクを演じるのは、パク・シネ主演の『悪魔なカノジョは裁判官』で熱血刑事を演じたキム・ジェヨンである。
スーパーアイドルから、一夜にして殺人事件の容疑者となってしまう「推し」ト・ライクの無実を証明するために、セナが弁護人として奔走するという斬新な設定で、序盤から視聴者の心を強く引きつけるストーリー展開だ。(以下、一部ネタバレを含みます)
■少女時代スヨン、キム・ジェヨン共演『アイドルアイ』見どころ紹介
メン・セナは、世間から完全悪だと非難される被告人の弁護ばかりを担当し、完璧な証拠収集と法に基づく論理で、次々と無罪を勝ち取る百戦百勝の熱血弁護士だ。その一方で、アイドルグループ、ゴールドボーイズのメインボーカル、ト・ライクの「推し活」に没頭している。
しかし、サイン会には間に合わず、コンサートのチケット争奪戦にも敗れ、ライクになかなか直接会うことが叶わない。
ソロ活動を始めたライクは、ファンの過剰な接触やストーカー行為に悩まされ、精神的に病んでいた。その不安と怒りから、ライクはグループのメンバーやスタッフにつらくあたってしまう。そのため、ネットでライクと他のメンバーの不仲説が話題となる。
そんななか、メンバーのカン・ウソン(アン・ウヨン)がライクの家を訪ねてくる。2人は酒を飲み交わしながら、グループの未来について語り合う。ところが、翌朝目覚めたライクは、リビングでウソンの遺体を発見。ライクはウソン殺害の最有力容疑者として、警察に連行されてしまう。
本事件の担当検事であるクァク・ビョンギュン(チョン・ジェグァン)は、現・検事長の息子で政財界との太いパイプを持っていることから、ライクの弁護を買って出る弁護士は一人もいない。そのことを知ったセナはライクと面会、無罪を確信したことで、ライクを弁護することを決意するのだが……。
弁護士活動中の高潔で近寄りがたい雰囲気とは打って変わり、オフのときには「推しに恋する乙女」と化すセナを、少女時代のスヨンがとてもユーモラスかつ魅力的に演じている。第2話では、つらい高校生活を送ったセナのエピソードが登場し、なぜセナがライクのファンになったのかが明かされる。
ライクを苦悩させる謎の女性(チェ・ヒジン)を含め、ウソン殺害の真犯人が誰なのか、そして権力をもつ担当検事ビョンギュンと熱血弁護士セナとの対決が見どころとなっている。
演出は『愛だと言って』『春画恋愛物語』のイ・グァンヨン、脚本はキム・ダリンが務める。
●配信情報
[2025年/全12話]演出:イ・グァンヨン 脚本:キム・ダリン
出演:チェ・スヨン(少女時代)、キム・ジェヨン、チェ・ヒジン、チョン・ジェグァン、キム・ヒョンジン、キム・ウォネ、チョン・マンシク、チョ・ヒョンシク、アン・ウヨン、パク・ジョンウ、チェ・ゴン