古くは『天国の階段』のソンジュ(クォン・サンウ)、『応答せよ1997』のユンジェ(ソ・イングク)、近年なら『赤い袖先』のイ・サンジュノ2PM)や『その年、私たちは』のウン(チェ・ウシク)、『サムダルリへようこそ』のホス(チ・チャンウク)……。

 観る者をときめかせ、胸をしめつける韓国ドラマの大定番、“一途な初恋男子”が更新された。20歳で出会い、2度の別れを経験した男女が、月日を経て3度出会うことから始まる大人のピュアラブストーリー『明日はきっと』(Prime Videoで独占配信中)の主人公イ・キョンドが、それだ。

■自分自身“初めて見る表情”も発見!パク・ソジュン新たな当たり役『明日はきっと』

 主人公キョンドを演じるのは、『キム秘書はいったい、なぜ?』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』など、ツンデレ御曹司版から幼なじみ版まで、初恋ロマンスの名作を生み出してきたパク・ソジュン

 本人曰く「等身大で、繊細なラブロマンス」と紹介する本作。これまで彼が演じてきたラブストーリーとどう違うのか。相手役を演じる新鋭ウォン・ジアンとともに、作品への思いを語ってもらった。

――パク・ソジュンさんにとっては、『キム秘書はいったい、なぜ?』以来、約7年ぶりのロマンス作品となります。出演の決め手はどんなところにありましたか?

パク・ソジュン「このドラマの中には、視聴者の皆さんが僕に対してロマンス作品の中で求める、一途さや愛らしい姿なども描かれていると思います。一方で、僕がこの作品を選んだ理由の一つでもある“現実と深く結びついた物語”がしっかり存在しています。

 僕は近年、厳しい困難を乗り越える人物や特別な運命を背負って生まれた人物を多く演じてきましたが、この作品では、ごく普通の生活を送る人物を演じてみたかったんです。僕が演じたイ・キョンドは、特別な地位はありませんが、穏やかで優しく思いやりがあり、それでいて芯の強さもある人物です。その平凡さの中に、愛があり、物語がある――。そんなキャラクターなんです。

 その“平凡さ”をどう表現するかが、自分にとっての挑戦であり、良い試みだったように感じています。実は今回、モニターで自分の演技を確認しながら、僕自身、“初めて見る自分の表情”に気づくこともあって、新鮮な感覚をキョンドという人物に対して強く覚えました。だからこそ、視聴者の皆さんにどう届くのか、とても興味があります」

パク・ソジュン 写真提供:Prime Video