モダンタイムス インタビュー #2
(全5回 #1 #3 #4 #5 はリンクから)
マヂカルラブリーの野田クリスタルが“師匠”と慕い、近年話題を集める地下芸人のコンビ、モダンタイムス。そのメンバーであるとしみつの発案で、川崎誠(以下、かわさん)の生活を24時間365日YouTubeで配信する企画「かわさんの部屋」がスタートして、1年になる。本サイトは、その実情に迫るべく、インタビューを行った。
■脱ホームレス生活で始まった企画だが…
ーーー改めてこの企画をやろうと思ったきっかけは?
としみつ もともと、(相方の)かわさんがずっとホームレス生活をしていたんですよ。レンタルホームレス(*1)みたいなことをやっていたりして、年の瀬もずっと駅の前で突っ立ってたりしてたぐらい、ずっと家がない状態だったんです。
(*1) ツイッターで客を募り、路上呑みに付き合ったりゲーセンに行ったり(もちろんすべてお客持ち)という謎の活動(営業?)
ーーそういえば、マヂカルラブリーが優勝した『Mー1グランプリ』を電気店で見たとか?
としみつ そうですね。マヂカルラブリーの勇姿をヤマダ電機に見に行ったら『鬼滅の刃』がやっていたので、ヨドバシカメラに行ったって話もあったり。それでちょっと部屋借りてあげようと、とにかくここに住んでもらうだけでいいと。その代わりに24時間365日カメラを回して上野動物園のパンダみたいな感じでただ撮らしてもらったらいいんじゃないだろうかということで、「かわさんの部屋」って企画のを持ちかけたら意外に「やる」って言うんです。
川崎誠(以下・かわさん) いや、何もしなくていいって言われたんで。でも、なんか話が違うんだよ。全然やること多いんですよね。