■音楽好きで特技はピアノ、歌手としての才能も

 パク・ボゴムの俳優デビューのきっかけについては、こんなエピソードがある。

「パク・ボゴムは子供の頃から独学でピアノを習得し、教会でピアノを弾いていたそうです。音楽が好きだったので、インターネットにピアノの弾き語り動画を投稿したり、デモテープを多くの事務所に送ったりしているなかで、一番最初に連絡をもらった芸能事務所サイダスHQと契約しました(現在はブロッサムエンターテインメント所属)。歌手志望でしたが、事務所関係者により演技者としての才能を見いだされ、俳優に転向することになります。

 実は、韓国の3大音楽事務所であるSMエンターテイメント、YGエンターテイメント、JYPエンターテイメント、そのすべてのオーディションに合格していたそうです。でも、最初に連絡をくれた事務所に行ったことが、彼の運命を変えたのです。

 BLACKPINKBIGBANGを生み出したYGエンターテイメントの代表が、後日TV番組で『逃した逸材でもっとも悔やまれるのが、パク・ボゴム』と語っているほど、歌手としての才能もありました。実際、俳優として成功後の歌手デビューという夢を果たしています。

 パク・ボゴムのファンミーティングでは、彼のピアノの弾き語りは定番になっています。かつて行われた日本でのファンミーティングでは、なんと吉幾三の『雪国』をピアノで弾いて、ファンを沸かせてくれました」(韓流情報誌『韓国TVドラマガイド』編集部)