『韓国TVドラマガイド』編集部がお薦めする「何度も繰り返して観たくなる」“沼落ち”韓国ドラマ名作選。今回は数多ある名作から、「歴史を変えた神ドラ」を、「時代劇ロマンス」「ファンタジーラブコメディ」「ヒューマンドラマ」「ミステリーロマンス」「青春群像劇」のジャンル別に5作品紹介します。
■「時代劇ロマンス」:皇子の魅力にハマる『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年/全20話)は、高麗時代を舞台に、8人の皇子と現代から魂がタイムスリップしたヒロインの愛を描いた切ないロマンス時代劇です。
見どころはなんといても、イ・ジュンギ演じる第4皇子ワン・ソ。冷徹で陰がある(でも実は傷つきやすい)ツンデレキャラで、ヒロインのIUに向けた不器用ながら全力ピュアな愛が切なく描かれます。顔に傷があるため序盤は仮面で顔の一部を隠しているというビジュアルも最強で、実母の愛に飢え、捨てられた仔犬のような目で母を見つめるいたいけな姿など、“沼落ち”すること間違いなし!
そのワン・ソとカン・ハヌル演じる恋敵の第8皇子の火花を散らす兄弟対決もあり、胸キュンとハラハラが詰め込まれていて、物語の展開からも目が離せません。王宮ロマンスならではの色美しい韓服や豪奢な美術品、今や主演作目白押しのナム・ジュヒョクなど若手俳優陣にも注目すべき、至宝の眼福作です。