今冬の新作韓国ドラマNetflixシリーズ『その年、私たちは』の人気が止まらない。最終話の配信を迎え、Netflixの日本国内ランキングでも連日1位を記録。主人公とヒロインの恋愛はもちろん、主人公たちを取り巻く友人や家族、仕事や夢の実現など、日々の機微を丁寧に描いた作品で、つい感情移入したくなる作品だ。

 主役のチェ・ウンを演じるチェ・ウシクは映画『パラサイト 半地下の家族』を始め、映画やドラマなど数多くの作品に出演している若手実力派俳優。プライベートでは共演つながりで、パク・ソジュンBTSテテことVパク・ヒョンシク、ラッパーのPeakboyの親友5人組で「ウガウガファミリー」を結成していることは有名で、互いのSNSなどにも登場して話題を集めている。

 1990年生まれのチェ・ウシクは幼少期にカナダに移住した韓国系カナダ人で、世界大学ランキングでトップ100に入る名門、サイモンフレーザー大学で舞台演出を学んでいたエリート中のエリート、“脳セク男子”でもある。クレバーな一方で、お茶目で自然体な佇まいは、若手俳優の中でも稀有な存在だ。『屋根部屋のプリンス』で主人公の臣下3人衆の1人を演じていた時代を考えると、現在の活躍はとても感慨深い。

 いっぽうのヒロイン、クク・ヨンスを演じるキム・ダミは1995年生まれで、『梨泰院クラス』でパク・ソジュン演じるセロイの相手役として大ブレイクした演技派女優。チェ・ウシクとは『梨泰院』以前の2018年公開映画『The Witch 魔女』でも共演している。

 そんな縁のあるチェ・ウシクとキム・ダミが、『その年、私たちは』でも高校から大学、そして現代までつながる繊細で複雑な恋愛模様を、息の合った演技で見せてくれている。

 そのカップルの間に入ってくるのが、主人公ウンの小学校時代からの親友役で、恋の二番手となる、キム・ソンチョル演じるキム・ジウンである。

Netflixシリーズ『その年、私たちは』独占配信中