韓国エンターテイメント・ナビゲーター・田代親世と、『韓国TVドラマガイド』立ち上げ人でチーフエディター・高橋尚子が、ディープな韓流知識と韓流愛をもとに毎日更新中のYouTubeチャンネル「ちかちゃんねる 韓流本舗」。新着動画から気になる話題をピックアップ!
今回は「韓流の歴史in Japan」として、韓国ドラマ界で時代とともに更新されてきた「韓流四天王」の変遷を紹介しよう。
■元祖“韓流四天王”から新世代、演技ドル新四天王まで!
そもそも、“韓流四天王”とはどのようにできたのだろうか。
実は、この韓流四天王という言葉、日本発信であり、当時韓国にはなかった言葉。『冬のソナタ』によるペ・ヨンジュン大フィーバーに乗り、日本の雑誌社が当時すでに日本でドラマや映画が紹介されていた俳優4人、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、ウォンビン、チャン・ドンゴンをくくって、命名したもの。それが、韓国に伝わって、大きな反響を得たという歴史がある。
その後も、マスコミの仕掛けにより、クォン・サンウ、ソン・スンホン、ソ・ジソブの3人に、パク・ヨンハ、またはイ・ドンゴンを入れた次世代四天王が作られた。
2005年~2006年には、ヒョンビン、イ・ジュンギ、チュ・ジフンの3人に加え、カン・ジファンまたはカン・ドンウォンを入れた4人で、新四天王と称したこともある。
2010年~2011年頃は、『美男<イケメン>ですね』の大ヒットにより、チャン・グンソクを軸にした“イケメン軍団”というくくり方が流行した。
2013年〜2014年頃には、イ・ジョンソク、キム・スヒョン、チ・チャンウク、ソ・イングクなどが、次世代四天王、新四天王として取り上げられるようになって、今もこの流れは続いている。