■主従・師弟ブロマンス
★代表例『雲が描いた月明り』パク・ボゴム×クァク・ドンユン
朝鮮の未来を背負う世子ヨン(パク・ボゴム)と、ひょんなことから世子付きの内官となる男装ヒロイン、ラオン(キム・ユジョン)の恋を描く史劇ロマンス。親友であり、主従の関係であるヨンと彼の護衛武士ビョンヨン(クァク・ドンヨン)の絆は、コミカルでありながら最後は泣かせてくれるものに。主と従の間で礼を守りつつ、人として敬い、命がけで仕えているところに胸打たれる。ヨンが13話で瀕死のビョンヨンに掛けるセリフ「この世でたった1人だけ信じるなら、それは今でもおまえだ」という言葉は、愛そのものである。
ほかに、『サバイバー:60日間の大統領』のチ・ジニ×ソン・ソック、『社内お見合い』のアン・ヒョソプ×キム・ミンギュ、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のコン・ユ×イ・ドンウク。師弟ブロマンスでいえば、『浪漫ドクター キム・サブ2』のハン・ソッキュ×アン・ヒョソプ、『ミセン-未生-』のイ・ソンミン×イム・シワン、『ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー』のキム・ミョンミン×チャン・グンソクなど、主従・師弟ブロマンスが優れた作品は名作が多い。