韓国ドラマ「ブロマンス萌え」名作選！『トッケビ』『花郎』『雲が描いた月明り』他「年の差凸凹コンビ」「兄弟・従兄弟」「チーム男子」「ライバル進化系」「主従関係」【ちかちゃんねる 韓流本舗】

　韓国エンターテイメント・ナビゲーター・田代親世と、『韓国TVドラマガイド』立ち上げ人でチーフエディター・高橋尚子が、ディープな韓流知識と韓流愛をもとに毎日更新中のYouTubeチャンネル「ちかちゃんねる 韓流本舗」。新着動画から気になる話題をピックアップ！

■韓国ドラマは「男×男」の絆が胸アツ、やっぱり好き！「ブロマンス」編

　トッケビと死神（『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』）やチーム『花郎〈ファラン〉』など、男と男のわちゃわちゃ&絆は、男女のロマンスより萌え度が高い!?　というわけで、今回「ちかちゃんねる韓流本舗」で取り上げたテーマは、「ブロマンス萌え」。

　ブロマンス（Bromance）とは、Brother（兄弟）とRomance（ロマンス）を掛け合わせた造語で、男同士の深い絆の関係を指す。ちなみに、BLはBoys Loveの略なので、ブロマンスとは異なる。

『トキメキ☆成均館スキャンダル』のユ・アインとソン・ジュンギがKBS演技大賞で「ベストカップル賞」を受賞したあたりから、注目され始めた男×男カップル。ブロマンスのベストカップル賞授賞は、ほかにも同じくKBS演技大賞での『キム課長とソ理事～Bravo! Your Life～』のナムグン・ミンとジュノ（2PM）がいる。

　昨今は、男女の恋愛模様に負けず劣らず、多様な描き方がされているブロマンスだが、今回はそれらを大きくカテゴライズ。「年の差凸凹コンビ」「兄弟・従兄弟ブロマンス」「チーム男子」「ライバル進化系」「主従ブロマンス」に分け、それぞれの代表的コンビと、その魅力について分析してみた。

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』©STUDIO DRAGON CORPORATION

■年の差凸凹コンビのブロマンス　

★代表例『元カレは天才詐欺師～38師機動隊～』ソ・イングク×マ・ドンソク

　市役所の税金徴収局で働く生真面目な公務員ペク・ソンイル（マ・ドンソク）と、軽妙洒脱なイケメン詐欺師ヤン・ジョンド（ソ・イングク）がタッグを組み、悪徳税金滞納者から税を取り立てていく痛快コメディ。小心者の中年公務員とイカした天才詐欺師という見た目も性格も凸凹な2人のバディぶりが愉快かつ痛快。

　ほかに、『キム課長とソ理事』のナムグン・ミンとジュノ（2PM）、『模範刑事』のソン・ヒョンジュ×チャン・スンジョ、『警察授業』のチャ・テヒョン×ジニョンなど、年の差ブロマンスは捜査ものに多い。