キム・ゴウン主演の切なキュンロマンス『ユミの細胞たち』や大ヒットバラエティ『青春MT:Re〜メンバーアゲイン』など、レアな韓流コンテンツが目を引く「Prime Video」。2022年秋から2023年にかけても、キム・ナムギル×チャウヌ(ASTRO)の共演も話題の『アイランド』をはじめ、独占配信作が多数ラインナップ、期待が高まっている。
■2022年秋~2023年のPrime Video配信新作一挙紹介!
●『カーテンコール』Prime Videoにて独占配信中
かつて朝鮮戦争で夫と息子と生き別れ、その後「ホテル楽園」の創立したチャ・グムスン(コ・ドゥシム)が3カ月の余命宣告を受ける。古参の側近のチョン・サンチョル(ソン・ドンイル)は、グムスンの「死ぬまでに生き別れた孫と会いたい」という願いを叶えるべく、訛りのうまい無名の劇団員ユ・ジェホン(カン・ハヌル)に目をつける。一方、ホテルでは売却問題が勃発。祖母が建てたホテルをなんとしても守りたい総支配人パク・セヨン(ハ・ジウォン)だが……。
『椿の花咲く頃』や『ミッドナイト・ランナー』などで知られる癒し系男子、カン・ハヌルが、一世一代の大芝居を演じることになる劇団員に扮し、『シークレット・ガーデン』『奇皇后―ふたつの愛、涙の誓い―』のハ・ジウォンと初タッグ。経営問題にゆれるホテル創業者一族の前に突然現れた偽のいとこと、熱血支配人がどんな関係を築くのか注目したい。
演出は『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』のユン・サンホ、映画『ミッドナイト・ランナー』のチョ・ソンゴルが脚本を担当。それぞれにカン・ハヌルと縁のあるスタッフが、彼をどう輝かせるかにも期待したい。ハ・ジウォンの元婚約者役をクォン・サンウが担い、ソン・ドンイルやアン・ネサンが脇を固めるなど助演陣も豪華。濃密ドラマ&軽快な演技合戦も楽しめそうだ。
●『今日のウェブトゥーン』11月29日(火)からPrime Videoにて独占配信
日本の大人気コミック『重版出来!』を韓国でドラマ化。ケガで引退した元柔道選手のオン・マウム(キム・セジョン)は漫画オタク。漫画への深い愛情といいものを世に送り出すという夢を胸に、ウェブトゥーン編集部に就職するが、そこは戦場で……。
根っからの体育会系ヒロインが、同期のク・ジュニョン(ナム・ユンス)や、メンターとなっていく上司のソク・ジヒョン(チェ・ダニエル)など、個性豊かな編集部員たちや漫画家たちとの関わりのなかで、挫折や失敗を経験しながら成長していく姿を描く。どんな苦境でも決してへこたれず、前向きに乗り越えていく愛すべきヒロインを『社内お見合い』のキム・セジョンが生き生きと演じている。ウェブトゥーン業界の裏側が見られるのも興味深い。