韓国映画『ハッピーニューイヤー』は、年末に、劇場の大きなスクリーンで見るのに最適な作品だ。
何よりも、『ハッピーニューイヤー』の出演陣に魅せられる。豪華なキャストが「ここぞ!」という配役で次から次へと登場するのでワクワク感がすごい。
最近はスマホでドラマや映画を見るスタイルが多くなってしまったが、年末こそは俳優たちの躍動感を大きなスクリーンで見ておきたい。その醍醐味を存分に味わえるのが『ハッピーニューイヤー』なのである。
■豪華キャスト共演のワクワク感、幸福感が募る『ハッピーニューイヤー』
『ハッピーニューイヤー』のストーリーの舞台になっているのは、年末で賑わう高級ホテル「エムロス」だ。
物語の前半では事情を抱えた人たちがホテルに集まってきて、それぞれのエピソードが語られていく。
ハン・ジミンが演じるソジンは、男友達への告白をずっとためらっているホテルのマネージャー。
イ・ドンウクが扮するのは、優秀なイケメンだけど自分の世界に没頭しすぎているCEO。
カン・ハヌルが演じる無職のジェヨンは、就活が失敗続きで恋人にもフラれてしまった。
ウォン・ジナが扮するのはミュージカル女優を夢見ながらオーディションに落ちているハウスキーパーのイヨン。
この4人が物語をリードしていくが、その他のエピソードも興味深い。