――ソン・ハヨンというキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?
ソン・ハヨンがドラマの背景である1990年代に韓国で第1号のプロファイラーとして成長する過程が魅力的だと感じました。
――韓国初のプロファイラーで原作小説も手掛けたクォン・イルヨン教授との対談も興味深く拝見しました。役作りにおいてもお話を多く伺ったと思いますが、その中でも一番印象に残ったエピソードがあったら教えてください。
時代が変わり、変化すればするほど、犯罪も変わり、変化するということは事実ですが、連続犯罪である「連続殺人」と「連続性的暴行」、「連続放火」これらの3種の事件の犯罪者たちは時代が変わっても、その中で進化し学習するそうです。そして連続犯罪者たちの、大部分は犯罪の原因を自分自身ではなく、他人や世の中もしくは「他人のせい」にするということです。同じ状況でも健康的で社会的な関係を結んでいて、誠実に生きている人々がもっと多いということを僕たちは忘れてはならないですね。
●『悪の心を読む者たち』あらすじ
1990年代後半。東部警察署の刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)は鋭い感受性を持ち、誰よりも被害者の心に寄り添うが、妥協を許さない性格のため周囲から煙たがられている。そんなハヨンを評価するソウル地方警察庁で鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)は、捜査にプロファイリングを導入すべきだと考え、犯罪行動分析チームを創設しようと奔走していた。
そんな中、女性が残忍に殺害される事件が発生。被害者の恋人が逮捕され、事件は終結したかに見えたが、数か月後に再び女性が同様の手口で殺害される。疑問を抱いたハヨンは連続婦女暴行で収監されている通称“赤い帽子”のもとへ通い、彼から聞き取った犯罪心理をもとに真犯人を追求。ハヨンにプロファイラーとしての素質を見出したヨンスは、犯罪行動分析チームに誘う。
●作品情報
『悪の心を読む者たち』
DVD-BOX1、2発売中〈各11,880円(税込)、10,800円(税抜)〉
発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
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©SBS
公式サイト:https://culture-pub.jp/lp/akunokokoro/