――本作の見どころを教えてください。

『悪の心を読む者たち』出演俳優たちの演技に集中して見ると、さらに魅力的な作品として見ることができます。同じ時代を生きる視聴者たちも現実で犯罪に直面した時、どう対処しなければならないか、一度考えてみるきっかけになる作品でもあります。

 そして、僕たちが世の中を、人を、もう少し温かい視線で見つめてあげられたら、こんな極端な状況まで追い詰めることなく、穏やかになれるのかと、口火を切る作品として余韻を残すことができると思います。

――近頃はまっていることはありますか?

 良い作品を探すことに時間の多くを過ごしています。これが趣味というよりは、今後僕がどんな作品に出演するか、すごく悩んでいます。

――日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 以前のようにこれからは日本に行って皆さんとお会いしたいですし、また、韓国でも良い作品と良い演技を通して皆さんにお会いできたらと思います。この時代を一緒によりよく生きて行くためにいつも健康で幸せでいてくれたらうれしいです。

●『悪の心を読む者たち』あらすじ

 1990年代後半。東部警察署の刑事ソン・ハヨン(キム・ナムギル)は鋭い感受性を持ち、誰よりも被害者の心に寄り添うが、妥協を許さない性格のため周囲から煙たがられている。そんなハヨンを評価するソウル地方警察庁で鑑識係長のクク・ヨンス(チン・ソンギュ)は、捜査にプロファイリングを導入すべきだと考え、犯罪行動分析チームを創設しようと奔走していた。

 そんな中、女性が残忍に殺害される事件が発生。被害者の恋人が逮捕され、事件は終結したかに見えたが、数か月後に再び女性が同様の手口で殺害される。疑問を抱いたハヨンは連続婦女暴行で収監されている通称“赤い帽子”のもとへ通い、彼から聞き取った犯罪心理をもとに真犯人を追求。ハヨンにプロファイラーとしての素質を見出したヨンスは、犯罪行動分析チームに誘う。

●作品情報

『悪の心を読む者たち』DVD-BOX1、2発売中〈各11,880円(税込)、10,800円(税抜)〉
発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
※各動画配信サービスでレンタル配信中!
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