梨泰院クラス』のチャン・グンス役やWEBドラマ『A-TEEN』のハ・ミン役で期待の若手俳優として注目されてきたキム・ドンヒが、日本で初のファンミーティングを開催。少しでも近くでファンと直接触れ合いたいという本人の強い思いから、急遽、全員参加可能なハイタッチ会の実施も決定した。

 日本が好きでかねてからずっと来たかったというキム・ドンヒに、ファンミーティングを控えた今の思いをインタビューした。

●キム・ドンヒProfile

 1999年6月13日生まれ。179cm。2018年、WEBドラマ『A-TEEN』でデビュー。新人ながら繊細な演技で若い世代を中心に熱狂的な人気を得る。同年、大ヒットドラマ『SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜』で知名度を上げ、続く『梨泰院クラス』では、パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイの宿敵一家の次男で、ヒロインのイソの同級生のチャン・グンス役を好演。またNetflixオリジナルドラマ『人間レッスン』では、お金を稼ぐために犯罪の道を選択する男子高校生オ・ジス役で初主演を果たし、存在感を放った。

Photo by Kim Tae Koo

■キム・ドンヒ、スペシャルインタビュー

――日本ファンミーティングの話を聞いた時の感想を教えてください。

「ファンミーティング自体初めてなので、とても期待しつつも心配もあります。でも、ファンの皆さんとお会いして直接コミュニケーションできる経験はなかなか無いので、すごく良い思い出になるのではないかと思います。またファンの皆さんのために沢山の準備をしていきたいと思っています」

――初のファンミーティングとのことですが、ファンミーティングでぜひしてみたいこと、期待していることがあれば教えてください。

「様々な作品をしてきましたが、日本の方々がファンになってくださること自体がとても不思議でした。なぜ僕のことをこんなに好きになってくれるんだろうと。いつもとても感謝していますし、その感謝の気持ちを僕が今回のファンミーティングを通じて、正直な気持ちとして表現したいと思っています。ファンの方々がいてくださるから僕がいるのですから。

 僕はファンの皆さんの前で歌を披露したことがなかったんですが、今回、歌もファンの皆さんの前でやってみようと準備しています。多様なコミュニケーションを通じて、ファンの方々ともっと親しくなりたいです。ファンの方々が期待されている人間キム·ドンヒの姿もあると思いますし、率直で正直にファンの方々とコミュニケーションしてみたいです」

――最近の写真を見ると、大人っぽくなったように感じます。自分が「大人になったな」と感じるのはどんな時ですか?

「大人になったと感じたいのですが、(大人になったという)実感はなくて。実は、学生の時と大きく心が成熟したと体感していることはないようです。顔はこのように写真を残しておけるので、見てみると何か変わった感じはあるんですが、自分で考えてみても、自分が本当に大人になったと感じた瞬間はわからないんです(笑)。

 大人は、例えば俳優としての責任感、正確にしなければならないことにおいて責任感を持たなければならないと思いますが、僕が本当に成熟した大人になった、素敵な大人になった、そう思えるにはだまだまだと思います」