ソウルから離れた田舎にある大学病院の分院「トルダム病院」を舞台に、 “神の手”を持つ変わり者の天才外科医“キム・サブ”と若き医師たちが繰り広げる、メディカルロマンスの大ヒットシリーズの最新作『浪漫ドクター キム・サブ3』。
2020年に放送されたシリーズ2作目で人気を呼んだ、アン・ヒョソプ(『社内お見合い』)演じるソ・ウジン&イ・ソンギョン(『愛だと言って』)扮するチャ・ウンジェの同期の医師カップルが今回も続投とあって、初回から高視聴率を記録している。日本でもディズニープラスにて韓国と同日配信中で、SNSで連日話題となっている。
前作から3年後を描く今シリーズでは、一般外科フェローだったウジンもいまや立派な専門医となり、キム・サブの信頼を仰ぐ右腕的存在に。幼い頃の心の傷により人を寄せ付けない社会性ゼロキャラだった彼が、後輩を指導する側になっている点も注目だ。
一方、手術恐怖症で精神安定剤が欠かせなかった胸部外科フェローのウンジェも、キム・サブの手術のサポートをこなすほど実力ある専門医に成長。ウジン同様、後輩を指導する立場になり、前作とは違った魅力を発揮している。ここでは、『浪漫ドクター キム・サブ3』の見どころを紹介する。
■見どころ1/ウジン&ウンジェ、恋の行方を阻むものは?
大学の同期であり、ライバルだったウジン&ウンジェ。互いの傷を知り、慰め励まし合いながら愛を育んだ前作では、ツンデレのウジンによる「リセットキス」などドキドキのロマンスシーンにときめかされた。
2人は3年の間に恋人として進展したようで、本作では忙しくてデートする暇もないことを理由に、甘々の同棲をスタート。だが、荷物も片付かないまま、ウジンの父親で名ドクター、チャ・ジンマン(イ・ギョンヨン)が登場する。
トルダム病院に新設された外傷センターのセンター長として赴任したジンマンだが、大切な娘の恋人ウジンに「娘を持つ父親」として敵意を向ける。ウジンもまた尊敬するキム・サブと対立するジンマンをよく思わず、「あなたがウンジェを大切に思うように、僕にとってもウンジェは大切な人です」と会って早々に火花バチバチ状態に……。
そんな2人を前に、ウンジェは「愛する男と愛する父親」が仲良くあってほしいと願うばかり。第5話ではウジンの能力に触れたジンマンの心境に変化が起きるが……。