続いて、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?という質問も。
ジュノは、「とにかく楽しい、面白い作品にしようと思いがあり、ユナさんと監督と、どのシーンを撮るときも必ず3人で頭を突き合わせて話し合いながら作っていきました。その一方で、とにかく笑顔の絶えない現場でした。ただ僕の場合は笑ってはいけないキャラクターだったので、NGを出したらどうしようと恐怖も感じていました(笑)。我慢できず思わず笑ってしまった場面もありましたが、スタッフの皆さんも僕たちの演技を見て笑ってくれたり、監督も楽しい雰囲気をつくってくださって、とにかく笑いの絶えない楽しい現場でした」と、幸せな現場だったようだ。
ユナも、「今回は、共演した俳優の皆さん、スタッフの皆さんと一緒に現場で楽しく頑張って撮影ができました。記憶の中にずっと長く残る作品になると思います。それに、同世代の俳優ばかりだったので、アドリブパーティーと言えるぐらい愉快な撮影ができました」と、現場の仲の良さを語った。
これにジュノが補足するように、「お互いにリハーサルもしますが、その時には見せなかったアドリブを本番になると出してくるんです。本当にたくさんのアドリブが現場で見られました」と教えてくれた。
さらに、ドラマの舞台であるホテルにゲストとして迎え入れられたいというリクエストにより、「あなたがキング・ザ・ランドの特別なお客様です。キング・ザ・ランドで待っています」というセリフを語ってくれることに。特に、ジュノはこのフレーズを流暢な日本語で披露。ちょっとした疑似体験を味わわせてくれた。
そして、演じるキャラクターがよく使うセリフ、お気に入りのセリフを実際に言ってほしいというリクエストも。
この要望にジュノは、「これは、簡単です」と答え、クォンの表情になり、「退勤しろ」「帰れ」のふた言を日本語で再現。ドラマはまだ観ていないが、クォンという人物がどんな性格なのか、このふた言で十分予想できそうだ。
一方のユナは、しばし悩んだあと、「エルメ〜ス」と笑顔の練習をするときに使うセリフを披露し、客席から拍手が。ティーザー予告にも収められているが、このセリフもまたサランというキャラクターを象徴しているよう。このユナの回答に、ジュノはすかさず、「こんなふうに笑顔の練習を2年間もしていたから、優秀社員に選ばれたんですね」と、気の利いたコメントをしていた。