■『社内お見合いアン・ヒョソプ(カン・テム役)[2022年]

 能力・財力・ルックスすべてを兼ね備えた財閥3世のイケメン社長(CEO)、カン・テム(アン・ヒョソプ)と、代理お見合いにより彼の恋人を演じるはめになる平社員、シン・ハリ(キム・セジョン)との身分差恋愛模様。Netflixで配信され、世界的ヒットとなった本作。

 はじめは表情ひとつ変えず(ハリ曰く「始祖鳥のような顔」)、ハリに対しても面倒なお見合い相手くらいな冷たい態度だが、ハチャメチャな彼女が気になり出し、あっという間にプロポーズ(ただし、「祖父が強要するお見合いから逃げるためのニセ恋人」契約のため)。契約恋愛にもかかわらず、わかりやすくハリにハマっていく姿ににやにやがとまらない。彼女が実は「見合いの代理」だったことが判明し、一度は突き放すも、結局は彼女でなくてはダメで、甘さ全開、ロマンチック爆発になっていくテムにめろめろになること請け合い!

 元ガールズグループgugudanのメインボーカルだったキム・セジョン演じるハリの表情豊かな等身大のキャラクターも愉快で、2人の好相性に見ているだけで幸せな気分にさせられる。

●Netflixシリーズ『社内お見合い』独占配信中

■『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』チ・チャンウク(ノ・ジウク役)[2017年]

 ロマンスの名手、チ・チャンウクと、名子役出身のナム・ジヒョンによる凸凹バディラブコメディ。冷徹なエリート検事ノ・ジウク(チ・チャンウク)と司法修習生ウン・ボンヒ(ナム・ジヒョン)が最悪の出会いを経て、弁護士として再会!法律事務所のパートナーとなり、冤罪事件に挑んでいく。

『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』(C)SBS

 切れ味鋭い敏腕検事だったジウクが、トラブルに巻き込まれてばかりの危なっかしいボンヒを放っておけず、あれこれ言い訳をしながら手を貸してしまうさまは胸キュン度200%。はじめはツン強めだが、ボンヒが気になって仕方なく、彼女をそばで愛おしそうに見守る柔らかで優しい眼差しに、とろけそう。

 ひょんなことから始まる同居生活も、甘さが加速する要因に。チ・チャンウクの熱を帯びた眼差しに、見ているこちらまで恋に落ちる!

●『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』U-NEXTほか配信中