生まれながらの御曹司と、平凡なホテリエの身分差ロマンスという韓ドラ王道ストーリーで、Netflixで配信開始以来、人気を呼んでいる『キング・ザ・ランド』。見どころは、なんといっても、イ・ジュノ(2PM)演じる優雅さとカリスマ性を備えるも、笑顔を嫌うオレ様御曹司ク・ウォンのツンデレっぷりだ。
■『キング・ザ・ランド』2PMジュノほか、“ツンデレデレ”選手権!
『キング・ザ・ランド』では、英国育ちで頭のてっぺんから足の爪先まで高貴なオーラをまとう(ただし冷酷)ウォンが、学歴もコネもないが“最上級の笑顔” で憧れのホテリエとなったチョン・サラン(イム・ユナ)と出会い、あれよあれよと恋に落ちていくさまは憎めない可愛さで、とにかく愉快だ。
インタビューで、ヒロインを演じたユナが、「ステージで見てきたジュノさんはカリスマ性にあふれてクールなイメージがあったが、このドラマを通じて知った彼はものすごく可愛い人だった!」と語っていたが、まさにそれ。見た目はスッとしているのに、サランが気になり始めるや、仕事も手つかずで彼女のことが頭から離れないウォンは、恋を初めて知った幼い男の子といった感じで愛おしさ満点だ(もっと仕事して!とも思ったが。笑)。
笑顔が嫌いだったはずのウォンが、サランを目にすれば、自然と顔が緩み、彼女の窮地を知れば、ヘリを飛ばし、血相を変えて駆けつける(さすが御曹司!)。ツンデレというより、ツンデレデレ、ツン甘々のウォンは、恋のお相手としては安心感たっぷりだろう。
というわけで、ウォンに並ぶ韓ドラのツンデレデレ男子をピックアップ!
●『キング・ザ・ランド』ストーリー
ホテルや流通会社、航空会社などを傘下に持つキンググループの御曹司ク・ウォン。生まれながらにして優雅さとカリスマ性、知性と気品を兼ね備えた彼だが、たった1つ欠けているものがあった。それは母親の記憶。その記憶を取り戻すべく、キングホテルに本部長として帰ってきた彼は、ロビーのフロントデスクで笑顔をふりまくホテリエ、チョン・サランと出会う。笑顔を嫌う冷酷男子ウォンと、仕事がら作り笑顔が身についてしまっているサラン、真逆の2人のロマンスが始まる!
●配信情報
Netflixシリーズ『キング・ザ・ランド』独占配信中
[2023年/全16話]演出:イム・ヒョヌク『ライフ』『コッパダン~恋する仲人~』 脚本:チェ・ロム クリエイター:チョン・ソンイル『今、私たちの学校は…』『恋するパッケージツアー〜パリから始まる最高の恋〜』
出演:イ・ジュノ(2PM)、イム・ユナ(少女時代)、コ・ウォニ、アン・セハ
■『キム秘書はいったい、なぜ?』パク・ソジュン(イ・ヨンジュン役)[2018年]
完璧すぎて自分以上に他人を愛せない大企業の副会長イ・ヨンジュン(パク・ソジュン)と、9年にわたり彼に仕えてきた秘書、キム・ミソ(パク・ミニョン)の辞職をめぐる駆け引きを描いた爆笑主従ロマンス。
秘書のミソを引き止めるには、自分がプロポーズすればいいのではないか、と、恋人でもないのに思い込むヨンジュンのナルシストぶりも笑えるが、どうにか辞めさせまいとあの手この手でミソをかまう姿は、一見ツンだが、中身はデレデレ甘々で、笑えるのにキュンキュンだ。
劇中に織り込まれる過去のエピソードでは、実は入社当時からミソを見守っていたヨンジュンの優しい眼差しがあり、ときめかされっぱなし。実はミソに甘々なヨンジュンの心をツンで隠す姿(でもバレバレ)が実によくて、演技巧者パク・ソジュンの魅力を存分に味わえる1本だ。
●『キム秘書はいったい、なぜ?』U-NEXTほか配信中