韓国ドラマや韓国映画、K-POPなどの韓流エンタメに続いて、最近、注目を集めているのが“K-BOOK”=韓国の本だ。韓国の小説やエッセイ、絵本、人文書などが日本で次々と翻訳出版され、人気が高まっている。
■韓国の本が好きな人のためのイベント、K-BOOKフェスティバル開催!
韓国のみならず、国境を越えて日本でも大ヒット中の2PMジュノ主演ドラマ『赤い袖先』。その原作小説『옷소매 붉은 끝동(袖先赤いクットン)』の日本語翻訳版『赤い袖先』(カン・ミガン著)も、今年刊行された話題のK-BOOKだ。
朝鮮王朝の名君イ・サンの若き日の切ない恋を描いた時代小説で、登場人物たちの心情や名セリフ、名場面を深くディープに楽しめる内容となっている。また、ドラマでは描かれなかったエピソードや後日譚などを綴った外伝、翻訳版オリジナルの歴史解説コラムなど、本ならではの楽しみも詰まっている。
文学やエッセイなど、様々な韓国の本が翻訳され、日本語でも楽しめるようになってきた昨今。韓国語を学ぶ人は年々増え、さらに翻訳の仕事に関心を持つ人たちも多くなっているという。
そんなK-BOOKを作る⼈、届ける⼈、そして読者の人たちがつながる韓国の本のおまつり「K-BOOKフェスティバル 2023 in Japan」が、11⽉25⽇(土)、26⽇(⽇)に東京・神保町の出版クラブにて開催される。
会場では日本と韓国の出版社の各出店ブースで様々なK-BOOKや韓国関連の本が展示販売されるほか、韓国雑貨や韓国食品の出店、イラスト展示、韓国文化が体験できるコーナーなどもある。
また、作家や翻訳家のトークイベント、ミニサイン会、今年のテーマ「こえる(넘고 넘어)」に合わせて各出版社が選んだ「こえる一冊」プレゼン&クイズ大会など、両日にわたって様々なイベントが開催される。
作家や翻訳家、編集者、イラストレーター、書店、読者が⼀堂に集まって、互いの熱い思いを伝えて交流する貴重なイベント。参加費は無料なので、韓流や韓国文化に興味がある方はぜひ会場に立ち寄ってみてほしい。なお、イベントの様子はK-BOOKフェスティバルのYouTube公式チャンネル(@k-book4518)でも生中継される。
●イベント情報
「K-BOOKフェスティバル 2023 in Japan」
⽇時:2023年11⽉25⽇(土)12時~18時、11月26⽇(日)11時~18時
会場:出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1―32)
参加費:無料
公式HP https://k-bookfes.com/
Twitter https://twitter.com/kbookfes
Instagram https://www.instagram.com/kbookfes/