長身に甘いルックス、ソフトな王子様オーラで、人気急騰中のロウン。Netflixで好評を呼んだ『この恋は不可抗力』や『恋慕』、『先輩、その口紅塗らないで』などで世の女性たちの心を鷲掴みにし、“新世代のロマンス王子”として期待されている1人だ。
そんな彼が、2023年12月24日、クリスマスイブという特別な日に、パシフィコ横浜 国立大ホールにてファンミーティング『2023 WINTER SPECIAL FANMEETING - MERRY CHRISTMAS feat.ROWOON -』を開催。昼夜公演ソールドアウトとなったプレミアムなイベントの昼の部の模様をレポートする。
■“新世代ロマンス王子”ロウンがファンを魅了!イベントレポート
赤と緑のクリスマスカラーで彩られたステージに、生バンドを従え、ロウンが歌いながら登場。オープニングは、マライア・キャリーの『All I Want For Christmas Is You』だ。美しい高音ボイスを響かせ、リズムに合わせて可愛らしく体を左右に振りながら、客席にピースをする姿がなんともキュートだ。さらに、Wham!の『Last Christmas』とクリスマスソングが続き、ワクワクするような高揚感に包まれていく。
「こんにちは、ロウンです!あぁ、緊張します、ほんとに!」と、伝えると「クリスマスイブに、こうやって日本で今年2回目のファンミーティングができることは、光栄で、嬉しいです!前回とは違う曲をお届けするので、前回来てくれた方も、今回初めて来てくださった方も楽しんでもらえると思います!」と日本語で挨拶した。
「次は、僕の好きな曲、普段よく聴いている曲をお届けします」と、J-POPターンに。ここでは、藤井風の『花』、Vaundyの『怪獣の花唄』、菅田将暉の『まちがいさがし』と、日本人でも歌うのが難しい楽曲たちを次々と繰り出す。ひとつひとつの歌詞に心を込めるように丁寧に歌い上げる姿も印象的だった。
これだけでは終わらない。「日本語で一生懸命練習しましたが、どうでしたか? 僕は最近のJ-POPも好きですが、懐かしさを感じるようなJ-POPも好きなので、この曲を選びました」と話し、安全地帯のスローバラード『To me』をしっとりと聴かせたロウン。日本の曲を愛していることが伝わる選曲に、温かな気持ちにさせられた。
さらに、韓国の人気バンドJANNABIの『For Lovers Who Hestiate(주저하는 연인들을 위해)』、シンガーソングライター、Zittenの『The Whale(고래)』と、メロディが美しい韓国のバラード2曲を熱唱。1時間弱、その魅惑の歌声にたっぷり酔いしれる時間となった。