Netflixで配信スタートするや、連日視聴ランキングトップ10入りと、大好評を博している『ドクタースランプ』。

力の強い女 ト・ボンスン』のパク・ヒョンシク×『相続者たち』のパク・シネというラブコメ最強カップルに、『キム秘書はいったい、なぜ?』の脚本家×『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』の演出家という、これまたラブコメ最強の布陣がタッグを組んだヒーリングラブストーリーだ。

 高校時代のライバルで、それぞれに医師として輝かしいキャリアを積んでいた男女が、挫折により同じビルに住む“隣人”として再会したことから始まる愛と成長の物語を描いていく本作。

 1話から、主演2人の絶妙なケミストリーが光り、早くも名作の香りだ。そんな話題作の注目ポイントを追ってみよう。

●『ドクタースランプ』ストーリー

 学校トップを誇る天才高校生、ヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク)の前に、その座を脅かす存在が現れる。全国模試で同点1位だったガリ勉美少女ナム・ハヌル(パク・シネ)が転校してきたのだ。成績1位をめぐり、何かと競い合う2人……。

 やがて、ジョンウは国内最高の医大を経て、実力と人間性を備えた“スター美容外科医”に。順風満帆の人生を歩んでいたジョンウだが、ある日、不可解な医療事故により一気に転落。莫大な借金を抱え、車も家も売るはめになってしまう。

 一方、優等生ハヌルは、麻酔科医となったのちも寝る間もなく “仕事人間”として突っ走っていた。そんななか、日々エスカレートしていく教授のモラハラにより不調を起こし、燃え尽き症候群の “うつ病”と診断されてしまう。そんななか、自宅の屋根部屋に、因縁のライバル、ジョンウが引っ越してきて……?!

 人生のどん底期にみすぼらしい姿で再会した2人は、果たして……?

■爆笑!パク・ヒョンシクのラブコメ演技全開!

 キラキラと等身大、笑いとシリアスを絶妙に行き来しつつ、1話から炸裂するパク・ヒョンシクとパク・シネの軽快なやり取りが心地いい。

 同じ天才でも、ヒョンシク演じるジョンウは、なんの努力もせず、余裕な顔をして成功を掴んでいくタイプ。一方のパク・シネ演じるハヌルは、トイレに行く時間も惜しんで勉強し、“ブルドーザー”が周りを押しのけ1位を突き進んでいくタイプ。

 真逆の相手に子供じみた闘争心をむき出すジョンウに対し、「うるさい邪魔」とばかり、クールにいなすハヌルの、妙な温度差に思わず吹き出してしまう。