昨年12月のクリスマスファンミーティングに引き続き、2枚目のリリースCDを引っ提げて大阪、福岡、東京と自身初の日本コンサートツアー『2024 Ji Chang Wook Japan First Tour -March-』を敢行したチ・チャンウク。ツアー最終日となる3月17日(日)の東京国際フォーラムでのコンサートの模様をレポートする。(記事全2回のうち前編)
■“歌手”チ・チャンウク、曲ごとに込めた思い
ツアータイトル「2024 Ji Chang Wook Japan First Tour -March-」というように、桜の花がちりばめられた春満開の映像をバックに、チ・チャンウクが「Kissing you」を歌いながら登場。
第一印象は、ビジュアルが絶好調! ちょっと前髪長めのセクシーヘアーに、瞳はキラキラ、お肌はつやつやで、まぶしそうな甘い微笑みを浮かべながら歌うので、その姿の美しいこと。そして、日本語歌詞の発音がすっきりときれいで、耳にとても心地がいい。
「皆さんこんにちは。お久しぶりです。会いたかったです」と、こぼれる笑みも甘くて艶やか。
「今日が僕のツアーの最後の公演です。実は始めるにあたって心配もしていましたが、皆さんのおかげで無事に今日にたどり着くことができました」と挨拶し、今回のコンサートタイトルは春のさわやかさと新たな出会いと期待とときめきを込めて、March(3月)にしたことを明かした。
2曲目には日本1stシングル収録曲「僕がいたこと」を披露。
「これは昨年初めてリリースしたシングルのカップリング曲で、タイトル曲に負けないくらい皆さんに気に入ってもらえたので、コンサートの序盤に歌ってみました。歌詞がとってもいいんです」と言って、この歌の「あなたへの想いを明日への力にするから」というフレーズを取り出して、「僕の皆さんへの思いが明日への力になるので、とっても共感できた歌詞です」と紹介してくれた。
今回のコンサートは1曲歌い終わるごとにチ・チャンウクのMCトークが挟まれるので、まるでファンミーティングのような親近感が感じられたのもよかった。
「このコンサートツアーのスタートが昨日のようです」と振り返ったチャンウク。最初の訪問地・大阪が肌寒かったところから、東京では外を歩くと汗が出るような季節になったので、「僕のツアーはこんな風に春に向かっていくプロセスだったようです 」と語り、春にまつわる2ndシングル収録曲「Spring Is You」を歌った。
「ファンミーティングをするたびに皆さんが喜んでくださる姿を見て、僕の曲を日本語で歌ったら喜んでもらえるかなと思い、1枚目のCDをリリースしたのですが、もう 2 枚目になりました。まずは僕の音楽を好きになってくれてありがとうございます。これからもベストを尽くして音楽も頑張っていきたいです」と、俳優としてだけでなく、歌手としても頑張る宣言。