7月31日には、2ndミニアルバム『YOU&ME』をリリースする、SUPER JUNIORの同い年コンビ、ドンへとウニョクが組んだユニット、SUPER JUNIOR-D&E。6年ぶりとなる日本全国ツアー「SUPER JUNIOR-D&E LIVE TOUR 2024 -DEparture-」、6月1日の代々木公演のリポート、後編をお届けする。(記事全2回のうち後編)
■カッコいいパフォーマンスも、楽しいトークも「譲れない!」
次のステージはドンヘのソロナンバー『Blue Moon』から。
丸型のスクリーンに宇宙や月の映像が映し出され、まるで宇宙旅行をしているかのような演出。スタンドマイクでのパフォーマンスに大人の余裕を感じさせつつ、オチサビ前には「皆さん大好き!」と叫ぶのが、常にファンへの愛情がたっぷりなドンヘらしい。
一方のウニョクのソロナンバー『Illusion』はヒップホップダンスナンバーで、ウニョクのしなやかでキレのあるダンススキルがひときわ光る。ドンヘが作詞作曲を手掛けたハード&ヘビーなサウンドの『Danger』では、蛍光色の鎖を使ったパフォーマンスがインパクト大。掛け声も揃っていて、より一層、会場のボルテージが上がった。
曲が終わると、ドンヘが「僕たちのカッコいいパフォーマンスは譲れない!」と叫び、ウニョクも「カッコいいのは譲れない!」とキメ顔。覚えたての新しい日本語「譲れない」がどうやら気に入ったようで、このライブ中、「譲れない!」を連呼するシーンが何度かあった。
パフォーマンス中はクールでカッコいいのに、MCでは楽しそうにキャッキャするふたりを、観客が幸せそうに見守るという、ほっこりと温かいムードに包まれるのもD&Eのライブならでは。
女性ダンサーとのセクシーなペアダンスで魅せた『I Wanna Love You』では、ウニョクは滑らかなで艶やかに、ドンヘは甘く雄々しく、それぞれの個性が出た色香で会場をうっとりさせる。
ファーストツアーから歌い続けている『君が泣いたら』ではウニョクが「皆さん一緒に歌いましょう」と声をかけると、会場が一体となってサビを大合唱。アリーナ公演での追加ナンバー『Wings』ではトロッコでアリーナをくまなく周り、投げキスをしたり、手を振ったりとファンサービスタイム。
続いて、この日、初披露となった新曲『24 Lovers』は、「24時間、皆さんのことを思っている僕たちの気持ちを込めた曲で、準備中のアルバム(7月31日発売の日本2ndミニアルバム『YOU&ME』)の収録曲です」(ウニョク)と紹介。『Growing Pains』は1番を日本語で、2番を韓国語でパフォーマンス。
もともとは韓国語ナンバーだが、日本語詞でも披露してくれるのが嬉しい。