チョ・インソンリュ・スンリョンハン・ヒョジュらが躍動した『ムービング』、チェ・ミンシク26年ぶりのドラマ主演となった『カジノ』シリーズや、名優ソン・ガンホの初ドラマ作品となった『サムシクおじさん』など、映画監督がトップ俳優を起用して描く話題のドラマがディズニープラスで次々と誕生するなか、2025年の注目作が新たに発表された。

 ヒョンビンチョン・ウソン韓国を代表する“ロマンス職人”の2人が、サスペンスで激突する『メイド・イン・コリア』だ。

■新作ドラマ『メイド・イン・コリア』ヒョンビン演じる富と権力への欲望に溺れる男と、チョン・ウソン扮する検事が激突!

『メイド・イン・コリア』は激動の1970年代を舞台に、富と権力への欲望に溺れる男キテと、彼の前に立ちはだかる正義感が強く、不正を見つけるとものすごい執念で執拗に追求する検事ゴニョンという2人の男をめぐる壮大かつスリルあふれる本格サスペンス。男たちは対立しながらも、2人の運命を決定づける世紀の事件に巻き込まれていく。

愛の不時着』で世界に“Kドラマ旋風”を巻き起こしたヒョンビンが、野心家のキテ役。そして、昨年、自らリメイク権を獲得して長年温めていた日本原作ドラマ『愛していると言ってくれ』約12年ぶりにロマンス作に出演したチョン・ウソンが検事ゴニョンに扮する。

 ヒョンビンにとって、本作のキテ役は、2018年公開の映画『ザ・ネゴシエーション』以来の悪役といえよう。1970年代という荒れた時代がうんだモンスターをどう演じるのか、注目だ。

 一方、現在日本でも公開中の映画『ソウルの春』では、クーデターを阻止しようと奮闘する軍人を渾身の演技で見せたチョン・ウソンが、正義感あふれる検事役でどんな輝きをみせるのか、楽しみにしたい。

 脚本は『母なる証明』のパク・ウンギョ、監督は『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ/内部者たち』のウ・ミンホと、そうそうたる映画を生み出してきたスタッフがタッグを組む。 

 また、『ハートビート』のウォン・ジアンがロビイストに、『捜査班長1958』のソ・ウンスがゴニョンの部下役にキャスティングされた。また、『パラサイト 半地下の家族』のチョ・ヨジョン、『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』のチョン・ソンイルの出演も発表されている。

 激動の1970年代を描く新たな作品として、そのスケール、メッセージにも期待が集まる。

 スリルあふれる本格サスペンスシリーズ『メイド・イン・コリア』は、来年2025年ディズニープラス スターで独占配信予定だ。

●配信情報

『メイド・イン・コリア』2025年ディズニープラス スターで独占配信予定

[2025年]監督:ウ・ミンホ『KCIA 南山の部長たち』『インサイダーズ/内部者たち』 脚本:パク・ウンギョ『静かなる海』「母なる証明』

出演:ヒョンビン『愛の不時着」『シークレット・ガーデン』『私の名前はキム・サムスン』、チョン・ウソン『ソウルの春』『私の頭の中の消しゴム』(ともに映画)『愛していると言ってくれ』、ウォン・ジアン『ハートビート』『あなたが願いを言えば』、ソ・ウンス『黄金の私の人生』『ミッシング〜彼らがいた』、チョ・ヨジョン『浮気したら死ぬ』『ハイクラス〜偽りの楽園〜』、チョン・ソンイル『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』『バッド・アンド・クレイジー