ファンとの交流コーナー「KENTA・SANGGYUN!あなたを知りたい!Q&A」では、会場のロビーに設置されたホワイトボードに貼られたファンからの質問に丁寧に返答。

 続く「体で語ろう!」コーナーでは観客参加型のゲームを実施。客席からくじ引きでそれぞれ3人を選んでKENTAチーム、SANGGYUNチームに分かれ、スケッチブックに書かれた映画やヒット曲のタイトルを体で表現して当てるゲームを繰り広げた。

 ゲームに続いて再びパフォーマンスコーナーへ。「TELL ME NOW」、「SHADUBIDU」をたたみかけてアーティストして成長した姿を見せ、「AWAKE」では激しいパフォーマンスで会場の熱量は最高潮に。衣装チェンジを経て、デビューアルバムに収録されているエモーショナルなメロディーが心地よい「LOVE DIVE」、久々の披露となった「TONIGHT」と続けた。

 KENTAは「実は『TONIGHT』はすごくステージで披露したかった曲です」と打ち明け、SANGGYUNも「個人的にすごく好きな2曲なんです」とアピール。コンディションが絶好調というSANGGYUNは兵役が控えており「こんないい気分で(入隊前の)最後の姿が見せられて嬉しいです」と笑顔で語った。

 ラストに披露したのはSANGGYUNが作詞作曲プロデュースした待望の新曲で、恋に落ちた時のトキメキをカウントダウン(COUNTDOWN)に例えた「LOVE COUNTDOWN」。ポップで爽やかなサウンドでKENTA SANGGYUNとしての新たな可能性を感じさせながらも、振り付けは歴代最高にハードという楽曲だ。

「しみじみしないように最後はぶちあがる曲を用意しました」とKENTAが語った通り、カラフルな照明が会場を明るく照らす演出も相まって多幸感に包まれた新曲初披露ステージとなった。

 アンコールではまさかのサプライズとして観客席から登場してファンの意表を突き、観客たちと至近距離で触れ合いながら「In Dreams」を披露。ラストには爽やかさと切なさが入り混じるエモーショナルな楽曲「SPARK-band ver.-」を6年間の感謝の想いを込めた全力のパフォーマンスとともに披露した。

 この日のステージは唯一無二の日韓デュオアーティストとして6周年を迎えたKENTA SANGGYUNの成長と強い絆、そして変わらないファンとの強い繋がりをダイレクトに感じさせる公演となった。2人は兵役が終わった2年後の再会をファンと約束して熱いステージを終えた。