韓国と日本で活動するKENTA(髙田健太)とSANGGYUN(キム・サンギュン)による日韓デュオ、KENTA SANGGYUNが2年ぶりとなる来日公演「KENTA・SANGGYUN 6th Anniversary FANCON "FREQUENCY" in JAPAN」を10月20日に東京都内で開催した。ファンを熱狂させた当日のステージのもようをレポートする。

■日韓デュオのKENTA SANGGYUN、日本公演レポート

 2017年にMnetで放送された「PRODUCE 101 Season2」からデビューした韓国の6人組ボーイズグループ・JBJ(ジェイビージェイ)が2018年4月に契約満了後、メンバーだったKENTAとSANGGYUN は2人での活動を新たに開始した。

 今回の公演はそれから6周年を迎えることを記念したステージで、KENTAの「盛り上がっていくぞー!」という力強いシャウトとともに開幕。1曲目は16日にリリースしたばかりのデジタルEP「LOVE COUNTDOWN」の中からSANGGYUNが作詞作曲プロデュースした「氣合」をいきなり披露して会場を沸かせた。ロックテイストの力強いビートに合わせ一気に会場のボルテージが上がっていく。

 2曲目の「JASMIN」では、大人の雰囲気たっぷりの楽曲を息の合ったキレのあるダンスで表現し会場を魅了。続く「Who I Am」では、会場に駆けつけた大勢の観客たちとのコールアンドレスポンスが巻き起こると、それまで少し堅かった2人の表情が柔らかくなり嬉しそうな笑顔が浮かんだ。

 トークタイムでは、KENTAの「ただいま〜」にファンが「おかえり〜」と応え会場中が温かな雰囲気に包まれた。ステージ開始の際は2人とも「ものすごく緊張しました」と明かし照れ笑いを浮かべる場面も。

 司会者からデビューしてから6年間の成長と変わらない点について聞かれると、SANGGYUNは「背は伸びてないです」とユーモアたっぷり。KENTAは「SANGGYUNとは1度も別々に住んでいません」と2人の絆の強さを語った。

 また、公演タイトル「FREQUENCY」の意味についてKENTAが「これからも僕たちの声が響いてほしいから」と説明。オレンジを今回の公演のテーマカラーに選んだ理由についても「周波数ではオレンジが遠くまで届く色。僕たちの気持ちも遠くまで届いてほしいという願いを込めてつけました」とファンへの熱い思いを伝えた。