■小芝風花が明かした日韓の違いとは?プロデューサーは「韓国と日本の2つの感じでシナジー効果」

 本作でW主演となる小芝と佐藤は、韓国・ソウルで行われた制作発表会に登壇。100人以上の取材陣が駆け付け盛んにフラッシュをたいた。

 小芝が韓国で公の場に登場するのは今回が初めて。アン監督の演出について「すごく楽しかったです。監督から新しい感情を引き出していただけたので勉強になりました」と表現者として成長した様子。

 佐藤も「もっと違うかなと思ったのですが、そんなに変わらなかったです。僕らがやることはその役のバックボーンを知って感じて演じること。監督の言葉は分からなくても言いたいことは分かりましたし、一つの作品に向かって同じところを見ていたので言語の違いに戸惑いはありませんでした。むしろやりがいがあって演技もしやすかったです」と笑顔で振り返った。

 全編にわたってドキドキが続く奇想天外な復讐劇。韓国版との違いについて小芝は「日本オリジナルの展開があり、友也と麗奈の幼少期もあって。なんでこうなったのかも描かれているので最後まで楽しみにしてくだい」と呼びかけた。

 第1話では冒頭から日韓の違いが際立つストーリーになっており、日韓両作ともに興味深い展開となっている。同席したソン・ザヨンプロデューサは「韓国と日本の制作規模や環境の違う部分は当然ありますが、本作は韓国と日本の2つの感じがあってシナジー効果がありました」と満足気に話した。

 日本の会場で最後の挨拶を行った横山は「出演者はもちろん、本当に朝から晩までスタッフさんが命を削って作った作品です。監督も細部にまでこだわって日本の良さを演出してくれまして。あらためて日本もええなと思いました」と熱く語った。

●『私の夫と結婚して』日本版あらすじ

第1話「二度目の2015年」:病気で入院中の美紗は、親友・麗奈と夫・友也の不倫現場を目撃し、二人の手によって命まで奪われる。しかし目を覚ますとそこは10年前の2015年!? 10年前に回帰した美紗は、二人への復讐を誓う。

第2話「二人の初恋」:初恋の美紗を遠くから見守るだけだった亘。突然彼女と関わるようになる中で、胸の高鳴りを感じ始める。一方、美紗は運命のルールに気づき、自分の運命を変えるための計画を立てる。それは、一度目の人生で悪夢のようだった、同窓会から始まるのだった……。

●配信情報

Amazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』

Prime Videoにて独占配信中(毎週金曜日 2話ずつ配信)

[2025年/全10話]監督:アン・ギルホ 脚本:大島里美 原作: LINEマンガ 『私の夫と結婚して』(作者:sungsojak)

出演:小芝風花、佐藤健、横山裕、白石聖、田畑智子、黒崎レイナ、七五三掛龍也、清水伸、安部聡子、津田寛治

企画:CJ ENM Japan、STUDIO DRAGON 制作:JAYURO PICTURES ENT.、松竹撮影所

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