ナムグン・ミン主演の韓国ドラマ『ストーブリーグ』の日本リメイク版が決定、主演を亀梨和也が務めることが発表された。華やかなプロ野球の裏側を描いたサクセスストーリーの醍醐味あふれるヒューマンドラマで、韓国で大ブームを巻き起こした。2020年の百想芸術大賞ではヒョンビンソン・イェジン主演のNetflix大ヒット作『愛の不時着』を抑えて作品賞の栄誉に輝くなど、作品としても高い評価を受けている。

■弱小プロ野球球団を舞台にした大ヒット作『ストーブリーグ』見どころは?

●『ストーブリーグ』ストーリー

 万年最下位の弱小プロ野球球団ドリームス。新たにゼネラルマネージャー(GM)となったスンス(ナムグン・ミン)は、他競技のチームを優勝させた手腕を持つ。GM就任早々に主力選手を放出するなど、チーム改革を進めるスンス。ドリームスを誰よりも愛し、再建を信じる運営チーム長セヨン(パク・ウンビン)はそんなGMのやり方に反発しながらも、やがて力を合わせていく。いっぽう、チームの親会社常務のギョンミン(オ・ジョンセ)は、オーナーの意向で球団を密かに手放そうと画策して……。

●見どころ

 ナムグン・ミン扮する主人公の球団GMスンスは、冷徹に見えるが、信念を持ち、チームの問題点を突き止めて解決していく。選手たちとの確執、球団オーナー側との駆け引きにもひるむことがない。気がつけば周囲の皆がチームのために一団となって、情熱を取り戻す様子には胸が熱くなる。

 説得力ある演技でナムグン・ミンはSBS演技大賞の大賞を受賞。以降、出演作が必ず賞レースを賑わす“演技派スター”として君臨中だ。

 GMスンスの力強い味方となる球団運営チームのチーム長セヨンに扮するのは、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビン。一見非情とも思えるスンスの改革に対して最初は反発しつつも、次第にその実力を認め、力を合わせていくヒロインを生き生きと演じている。

『ストーブリーグ』(C)SBS

 悪役ながらも人間味あふれるオーナー会社の常務を演じるのは、『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』の名バイプレイヤー、オ・ジョンセ。運営チームの下っ端役のチョ・ビョンギュ(『悪霊狩猟団:カウンターズ』)、GMスンスの弟役のユン・ソヌ(『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』)らが若手スタッフとして活躍する。

 ほかにも注目したいのが、新人投手役のチェ・ジョンヒョプだ。本作で地上波作品デビューを果たした後、『無人島のディーバ』でパク・ウンビンの相手役に抜擢、さらに日本のドラマ『Eye Love You』のテオ役で大ブレイクを果たしたことは記憶に新しい。