朝鮮一の旅閣“龍天楼〈ヨンチョンル〉”を舞台に、それぞれに秘密を抱えた4人の若者の愛と友情、そして権力をめぐる争いを描く、青春ロマンス時代劇「チェックイン漢陽〈ハニャン〉」。

 本作で、亡き父の復讐のために生きる男装ヒロイン、ホン・ドクス役のキム・ジウン、王室を守るためにイ・ウノという名で身分を偽る王子イ・ウン役のペ・イニョク、恋心から野心を抱くようになるチョン・ジュナ役のチョン・ゴンジュ、誰よりも切実に成功を夢見るコ・スラ役パク・ジェチャンら、キャストインタビューをお届けする。(前後編記事の後編)

■「ジウンさんの男装は200点!ドクス兄さんと思って演じていました。だから長い髪を下ろしていると逆に驚きました」(ジェチャン)

―― キム・ジウンさんは『チェックイン漢陽』で、生きるために男装しなければいけないヒロインを演じていますが、男装した自分の姿への満足度を100点満点でつけてください。

ジウン「私は100点です。努力をして作り上げた結果なので、思い入れたっぷりの100点です。撮影をしながらも、もっとカッコよくできるかも、と改善していったので、どんどんカッコよくなりました。それに、普段なら準備に1時間40分かかるところも(男装の)ドクスは40〜45分で済んだ! 満足度がとても高いです」

――男装したジウンさんはいかがでしたか?

ゴンジュ「100点です。ジウンさんは最初のころすごくストレスを受けていたようでしたが、僕にとっては最初のテストの時から100点。すごくよかったです」

イニョク「僕は99点です」

ジウン「なぜですか?」

イニョク「男装があまりにも完璧で似合っていたからです。1%をあげなかった理由は、あまりにかっこよくイケメンだったから。僕が感じていた緊張感と嫉妬心のため1%を引きました」

ジェチャン「僕は200点。なぜなら本当に撮影をするごとに“ドクス兄さん”みたいな感覚になっちゃって。ジウンさんがドクスというキャラクターに入り込んでいたためにそう見えたんだと思います。だから時々ジウンさんが長い髪を下ろしていると驚いたりして(笑)」

(C)Channel A & PONY CANYON All Rights Reserved

――実際の自分の性格と似ているキャラクターはいますか?

ジェチャン「僕は、スラが一番自分と合う役だと思います。少し恥ずかしがり屋のところもありながら、ふざけるときはふざけたりして。そんな部分がすごく自分に似ていました」

イニョク「認める。ジェチャンはスラそのものだったよ」

ジウン「私もドクスの活発なところ、もしくはジュナのマイペースなところが似ている気がします」

ゴンジュ「うん、確かにそういうところあるよね」

イニョク「僕は……誰ですか?」

ジウン「イニョクは……ジュナが近いかな? ジュナとウン、2人を混ぜたみたい」

イニョク「ジュナとウンを混ぜないといけない。うん、混ぜないと」

ジウン「下下房といるウン?」

イニョク「それが近い気がする。下下房に染まっているウンだ」

ゴンジュ「僕はジュナだったと思います。ゴンジュそのままにジュナを演じていたと思います」

ジウン「ええ、本当にそうでした」

(C)Channel A & PONY CANYON All Rights Reserved