「マブリー」の愛称を持ち、ハリウッドでも活躍するマ・ドンソクの主演ドラマ『TWELVE トゥエルブ』がディズニープラス スターで独占配信中だ。

犯罪都市』シリーズをはじめ、出演する映画が、次々と年間観客動員数1千万人超を記録する大ヒットメーカーのマ・ドンソク。そんな彼が『TWELVE』で演じるのは、はるか古代から生き続ける守護神のリーダーだ。

 相対するのは、大人気俳優のパク・ヒョンシク。『ドクタースランプ』では、おちゃめな演技と子犬のようなうるんだ瞳でファンを魅了し、『埋もれた心』では、夢のためには汚れ仕事もいとわない野心家を演じ話題となった。『TWELVE』では、守護神により封じ込められた地獄の門をこじ開け、人間社会を手に入れようとする冷徹な悪魔を演じる。

 そんな2人が共演する『TWELVE』は、十二支の守護神たちが、悪魔たちに立ち向かうバトルアクション・ファンタジーである。(以下、一部ネタばれを含みます)

■『TWELVE トゥエルブ』見どころ紹介!守護神マ・ドンソクvs悪魔パク・ヒョンシクが対決

 闇金業「エンジェルキャピタル」のトップで、マッチョな体格にトラ柄の服を身にまとったテサン(マ・ドンソク)。その正体は、悪魔から人類を守るために、神が地上へ送った12人の守護神のリーダーだ。

 同じく守護神であるウォンスン(ソ・イングク)、カンジ(カン・ミナ)、マルスク(アン・ジヘ)の3人とともに、超人並みの格闘力で、債務者から厳しい取り立てを行っている。

 遠隔で取り立てのサポートをするチィドル(ソン・ユビン)、韓方医のパンウル(レジーナ・レイ)とアシスタントのドニ(コ・ギュピル)、博物館の学芸員を務めるミル(イ・ジュビン)、刑事にも拘わらず、テサンに金を無心するマロウ(ソン・ドンイル)と、他の守護神たちも個性的だ。

 人間味あふれる守護神たちを描く序盤とは一転、ストーリーは徐々に重苦しい展開へと続く。何千年もの間、平和な人間社会を生きてきた守護神たちの前に、かつて壮絶な戦いをし、地獄に封印したはずの悪魔たちが再び姿を現す。司祭のサミン(キム・チャンヒョン)が、悪魔のオグィ(パク・ヒョンシク)を目覚めさせたのだ。

 年月とともに、悪魔と戦うにはあまりに非力になってしまった守護神たち。テサンは、人間を守るより、仲間を守る事を優先に考えるが、他の守護神たちは「人間を守ることが自分たちの使命」と、悪と戦うことを決意する。

 巨大な黒色の羽を広げ、虎視眈々と世界政略の機会をうかがうオグィの冷徹な視線が恐ろしい。果たして守護神たちは、再び世界を地獄に変えようとする悪魔たちから人間を守ることができるのか。

 演出は『ハーモニー 心をつなぐ歌』のカン・デギュとハン・ユンソン、脚本は『THE WILD 修羅の拳』『国際捜査!』のキム・ボンハンとマ・ドンソクの共作である。

●配信情報

『TWELVE トゥエルブ』ディズニープラス スターにて独占配信中(毎週土・日更新)

[2025年/全8話]監督:カン・デギュ『担保』『ハーモニー 心をつなぐ歌』(ともに映画) 脚本:キム・ボンハン『国際捜査!』、マ・ドンソク

出演:マ・ドンソク『エターナル』『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』シリーズ、パク・ヒョンシク『サウンド・トラック#1』『埋もれた心』『ドクタースランプ』、ソ・イングク『応答せよ1997』『もうすぐ死にます』『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』、ソン・ドンイル『あなたが願いを言えば』『応答せよ』シリーズ、イ・ジュビン『離婚保険』『涙の女王』、コ・ギュピョル『愛の不時着』『熱血司祭』シリーズ、カン・ミナ『サムダルリへようこそ』『美男堂の事件手帳』、アン・ジヘ『Mine』『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』、ソン・ユビン『いつかは賢いレジデント生活』、キム・チャンヒョン『グッドボーイ』、レジーナ・レイ

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