■『TWELVE』に登場する博物館、ロケ地京畿道・楊州市立檜岩寺址博物館

『TWELVE』で守護神のミルが勤務する博物館の撮影は、京畿道・楊州(ヤンジュ)市にある檜岩寺(フェアムサ)址博物館で行われた。

 楊州市は、首都ソウルをドーナッツ状に取り巻く京畿道の北部に位置する。市の南部にある北漢山(プッカンサン)国立公園をはじめ、山に囲まれ7つの貯水池を有するなど、自然に恵まれた環境である。

 市の北東部にある檜岩寺は、高麗時代末から朝鮮王朝初期にかけて最大の王室寺院で、朝鮮王朝太祖・李成桂をはじめ、多くの王族が大規模な仏事を行った寺院だ。現在では、その建物の一部だけが残されている。

 その寺址での発掘調査により出土した遺物を、保管、研究、展示するために建てられたのが檜岩寺址博物館で、ここでは王室文化と仏教文化を学ぶことができる。

『TWELVE』のロケ地・檜岩寺址博物館と同じく、楊州市立の張旭鎮(チャン・ウクチン/韓国の近現代美術を代表する西洋画家)美術館

●楊州までのアクセス

ソウル駅から楊州駅まで地下鉄1号線で約1時間