今春注目の韓国映画『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』が、4月10日(金)に日本で公開される。本作は、ソウルの芸術団を舞台に、母を失くした女子高生と、完璧主義の先生の共同生活による心の交流を描いた感動のヒューマン物語。第74回ベルリン国際映画祭「Generation Kplus」部門の最優秀作品賞にあたる〈クリスタル・ベア賞〉を受賞するなど、高い評価を受けている。
主人公の高校生に扮するのは若手実力派のイ・レ。芸術団の先生役にはチン・ソヨン、主人公を陰ながら支える薬剤師役にソン・ソック、主人公の友人役にイ・ジョンハ、芸術団のライバル役にはチョン・スビンなど、若手から実力派俳優までが名を連ねる。
本作の監督、共同脚本を手掛けるのは、ソン・ソックが監督役で出演した人気ドラマ『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』などの演出で知られるキム・へヨン。今後の活躍が期待される女性監督の一人だ。(記事前後編の後編)
■『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』主演イ・レが語る本作への想い〈インタビュー〉
韓国伝統舞踊の美しさと、人と人との温かい心の繋がりを通じて、“明日から少し頑張りたい”と思う人の背中を押してくれる本作。主人公イニョンを演じた若手女優イ・レに、作品への想いを訊いた。
――本作への出演を通して感じた想いを教えてください。
「『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』は、見終わったあと前向きな気持ちになれる作品です。私自身も台本を初めて読んだとき、“とても気分が良くなる映画だな”と感じて、この作品に参加できることをとても嬉しく思いました」
――日本のファンには、どんなところに注目して見てほしいですか?
「この映画は舞踊をはじめ、韓国の文化やビジュアルがたくさん詰まっていますし、日本の皆さんにとってもそのシーンが見どころと感じられるかと思います。その一方で、馴染みのある瞬間もあるんじゃないかと考えています。
私自身も日本の映画やドラマを見ているとき、特有の世界観を感じながらも、何か大きな出来事が起こるわけではないけれども、静かに胸に迫る感動がある。そんな作品にいくつも出合いました。
今作でも、“悪意をもったキャラクター”というものは登場しないんです。登場人物それぞれに想いがあって正義があるーー。そんな空気感を、皆さんも違和感なく楽しんでみてもらえたら嬉しいです」