■『韓国でビルオーナーになる方法』ビルロケ地忠清北道清州市の新都市エリア

『韓国でビルオーナーになる方法』の劇中、スジョンが所有するビルはソウル市ヨンデムン区という再開発地域にある。この建物の撮影は、韓国中央部、清州(チョンジュ)市・興徳(フンドク)区に実在するビルで行われた。

 興徳区は、KTX(韓国高速鉄道)の五松駅や清州高速・市外バスターミナルがあり、忠清北道の道庁所在地である清州市の玄関口となっている。先端ITやバイオテクノロジー産業を中心とした巨大な産業団地があり、「清州の新都市」と呼ばれている。

 区の名前の由来となったのは、統一新羅の時代に建てられた興徳寺だ。その寺院で1377年に金属活字本「白雲和尚抄録仏祖直指心体要節(略称「直指」)」が刊行された。「直指」は、現存する世界最古の金属活字本であることから、ユネスコ世界記録遺産に登録された。かつて興徳寺があった場所には清州古印刷博物館が建てられ、印刷技術の歴史や金属活字の製造方法などを学ぶことができる。

世界最古の活字印刷本「直指」が発見された清州市にある興徳寺(写真の建物は再建されたもの)
清州古印刷博物館に併設の金属活字伝授教育館では、毎週金曜日と毎月第1土曜日に国家無形文化財の匠による金属活字鋳造の実演が行われる

●清州市へのアクセス

東京(成田)、関西、福岡など、日本の各地から清州空港まで直行便就航中。