今春のNetflix配信作のなかで今、韓国ドラマファンの間で評判になっているのが『私の解放日誌』だ。
単調な生活を送る3人きょうだいの前に謎の男が現れたことによって、彼らに徐々に変化が起きていくというストーリー。脚本はイ・ソンギュンとIU主演のヒューマンドラマ大傑作『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』を手掛けたパク・ヘヨン。監督はキム・ヘジャとハン・ジミン、ナム・ジュヒョク出演の感動作『まぶしくて―私たちの輝く時間―』のキム・ソギュン。名作コンビが放つ物語やセリフは心の奥に深く染みてくる。
3人きょうだいの1番上、長女役は『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』で謎の老婆に扮していたイエル。2番目の長男役は『この恋は初めてだから〜Because This is My First Life』『Oh!ご主人様〜恋ができない僕とカノジョの同居生活〜』のイ・ミンギ。そして末っ子の次女役は『太陽の末裔 Love Under The Sun』『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』『都会の男女の恋愛法』のキム・ジウォンが演じている。
その3人きょうだいの前に現れるのが、『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』『D.P.-脱走兵追跡官-』、新作映画『犯罪都市2』などで注目されているソン・ソック扮する謎の男「ク氏」だ。前半は抑えた演技だが、物語が進むにつれて不穏な魅力と隠し切れない色気が漂い始めてくる。
韓国と日本の両国で映像関係の仕事に長年携わるコンテンツ・プロデューサーの尹勝鏞(ユン・スンヨン)氏は、本作の見どころについて、「物語の舞台設定の面白さ」「登場人物の会話の面白さ」「出演俳優の魅力」だと語る。