Netflixで話題の韓国ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』では、主演のユ・ジテ、チョン・ジョンソ、パク・ヘスをはじめとする、強盗団を演じる個性的な俳優たちが注目されている。
なかでもストリートファイター出身の"デンバー"を演じたキム・ジフンは、その美貌と鍛えられた筋肉、荒々しいキャラクターが大きな話題となっている。
しかし、筆者が注目したのはデンバーではなく、彼をおおらかに見守る父親"モスクワ"を演じたイ・ウォンジョンだ。
■『ペーパー・ハウス・コリア』で注目のベテラン俳優イ・ウォンジョンとは?
イ・ウォンジョンは1966年生まれで、1990年代前半に映画デビュー。バイプレーヤーとして40作以上の映画に出演している彼の初期の役柄の多くが、「無骨」「大味」「知性から遠い」キャラクターだった。