次に取り上げるのはハンバダ職員で29歳のイ・ジュノ(カン・テオ)。彼はウ・ヨンウにとって良き調査員であり、恋の相手でもある。

 第1話で、回転ドアに入ることができなかったウ・ヨンウをイ・ジュノが優しくフォローしてあげていた。その場面は微笑ましくて本当に良かった。

 また、イ・ジュノはウ・ヨンウが大好きなクジラの話を親身に聞いてあげていた。そこから恋の予感に発展していくのだが、演じるカン・テオの優しい物腰はドラマを柔らかい流れに導いていた。彼に対する好感度が抜群のはずである。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』画像:ENA
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』画像:ENA

 次は、ウ・ヨンウの上司になる43歳のチョン・ミョンソク(カン・ギヨン)。

 チョン弁護士は、ウ・ヨンウが辞表を出して無断欠勤したときも復帰を待っていてくれた。また、ウ・ヨンウが弁護士活動に不慣れなときには適切なアドバイスをしている。これほど頼りになる上司はいない、と思わせる信頼感が彼には宿っている。演じているカン・ギヨンの柔らかい感性もとてもいい。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』画像:ENA