さらに、ウ・ヨンウの同僚弁護士で同い年、27歳のチェ・スヨン(ハ・ユンギョン)。彼女はロースクール時代の同期でもあったが、ウ・ヨンウが語った言葉が印象的だった。
「春の日差しのような人。ロースクールのとき、講義室の場所、休講の情報、試験の範囲などを教えてくれた。明るくて、温かくて、優しくて、情が深い人だ」
この言葉を聞いていて、「ウ・ヨンウには本当に素晴らしい同期がいる」と心から安心したものだった。
最後は、ハンバダの新鋭弁護士のクォン・ミヌ。29歳という設定で、チュ・ジョンヒョクが演じている。このクォン弁護士は、妬みや猜疑心がとても強い。ウ・ヨンウに対して何かと批判的であり、彼女に対する懲罰をチョン弁護士に働きかけて逆にたしなめられていた。
そんな彼はテサン法律事務所への移籍を画策して、テ・スミから「ウ・ヨンウをハンバダから退社させて」と指令を受けた。そして、暗躍を始めるのである。
こうしてみると、インテリながらドラマの中で悪役を1人で担っているのがクォン弁護士だと言えそうだ。