歌手としてのみならず、俳優としても兵役除隊後の復帰主演作『赤い袖先』で韓国エンターテイメント最高峰の百想芸術大賞2冠に輝いたジュノ2PM)。もはや“演技ドル”四天王トップという称号をはるかに越え、若手トップに君臨するカリスマ俳優として、その実力が高く評価されている。

 ジュノは1990年1月25日生まれ。2008年に2PMのメンバーとしてデビュー。俳優としては、映画『監視者たち』(2013年)で活動本格スタート後、映画『二十歳』(2015年)、ドラマ『キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜』(2017年)、『ただ愛する仲』(2017年)、『油っこいロマンス』(2018年)、『自白』(2019年)など、作品ごとに違ったキャラクターに挑み続け、演技の実力を着実に磨いてきた。長年、2PMとして華麗なパフォーマンスで魅せてきた華と色気に加え、その低音ボイスも俳優としての武器になっている。

 最新主演作となるロマンス史劇『赤い袖先』でジュノが扮するのは、かつてヒョンビンがやはり兵役除隊後の復帰作として、映画『王の涙-イ・サンの決断-』で演じた朝鮮王朝時代の名君イ・サンだ。韓国では国民的な王であり、これまでも数多くのドラマや映画の題材になってきた。ジュノはそのカリスマ性が必要とされるプレッシャーのかかる王イ・サン役を演じ切り、MBC演技大賞や百想芸術大賞で最優秀演技賞を獲得した。

『赤い袖先』©2021 MBC
『赤い袖先』©2021 MBC