日本で韓流ブームが巻き起こって約20年。韓国ドラマの人気とともに歩んできた韓流エンタメ情報誌『韓国TVドラマガイド』バックナンバーの表紙を当時の取材エピソードや思い出とともに振り返っていくシリーズ連載。今回は2009年4月発売の22号から2010年6月発売の29号まで、表紙を飾った韓流スターたちを振り返ります。
■ソ・ジソブが表紙7回目登場、『私の解放日誌』のイ・ミンギは当時24歳
2009年4月発売の『韓国TVドラマガイド』22号の表紙はソ・ジソブ。本誌読者の圧倒的な支持を集めて、この号で表紙登場は7回目となりました。ソ・ジソブがアクション俳優に憧れるやくざを演じた『映画は映画だ』と、『ごめん、愛してる』から約4年ぶりに出演したドラマ『カインとアベル』についてのインタビューを、撮り下ろし写真とともに掲載しています。
ソ・ジソブは『映画は映画だ』で青龍映画賞や百想芸術大賞で新人賞、『カインとアベル』でSBS演技大賞の最優秀演技賞を受賞するなど、人気だけでなく演技の実力も高い評価を受けて、まさに表紙のコピーのとおり「唯一無二、揺るがぬ存在」となった年です。
23号(2009年6月発売)の表紙はイ・ミンギ。今年前半に話題を呼んだNetflix配信『私の解放日誌』の長男役など、近年は人間味あふれる演技派として評価を受けていますが、この当時は「Under25世代到来!」と表紙でも謳われているように、『タルジャの春』などで若手俳優として注目を集めていました。太い眉に強い目力は今とは変わらずも、その表情はやはり若い!
同じく「Under25世代」として、『花より男子〜Boys Over Flowers』で一躍人気となったイ・ミンホのインタビューも掲載されています。
24号(2009年8月発売)の表紙はキム・ミンジュン。ヒョンビン主演のドラマ版『チング~愛と友情の絆』で、ヒョンビンが映画版でチャン・ドンゴンが演じていた役に扮し、キム・ミンジュンは彼の親友役で注目を集めていました。最近では、2019年にBIGBANGのG-DRAGONの姉と結婚したことでも話題となりました。