華のある美貌と類まれなる演技力、圧倒的カリスマ性で、数々のヒット作を世に送り出してきたトップ女優キム・ヘス。1970年9月5日生まれで、釜山広域市出身。中学生でCMモデルとして芸能界入りし、高校生で俳優デビューと、長いキャリアを誇る。
主な出演作に、ドラマではぺ・ヨンジュンとラブストーリーを演じた『愛の群像』(1999年)、「三大妖婦」の張禧嬪を演じた時代劇『張禧嬪[チャン・ヒビン]』(2002年~2003年)、日本の人気ドラマ『ハケンの品格』をリメイクした『オフィスの女王』(2013年)、日本でもリメイクされた秀作サスペンス『シグナル』(2016年)、チュ・ジフン共演の『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム-』(2000年)、Netflix話題作『未成年裁判』(2022年)、映画では三度目の青龍映画賞主演女優賞を受賞した『タチャ イカサマ師』(2006年)、大ヒット映画『10人の泥棒たち』(2012年)、ユ・アインとW主演の『国家が破産する日』(2018年)などなど、枚挙にいとまがない。
そんな韓国を代表するカリスマ女優キム・ヘスの最新主演作『シュルプ』が、韓国tvNで毎週土日放送、日本でもNetflixで同日配信されている。制作はスタジオドラゴンが手掛ける。
■『シュルプ』最新ストーリー
時は朝鮮王朝時代。王の正室・イム・ファリョン王妃(キム・ヘス)は、王宮の女性たちの中でもカリスマを放つと同時に、5人の息子たちの母親としての顔も持つ。
自慢の息子は、頭脳明晰、品性も備わった長男の世子のみ。言うことを聞かない次男以下、4人の息子たちの世話に手を焼き、時期王と認められている長男だけを頼りにしていたが、ある日、その大切な世子が“血の病”で倒れてしまう。
日頃からファリョンをよく思っていない王の母・大妃(キム・ヘスク)は、世子の病を知り、側室たちが産んだ王子たちも含めた王位継承争いを激化させようと目論む。我が子を王にしようと、後宮内で策謀の渦が巻き起こる!