大ヒットドラマ『梨泰院クラス』の“ダメ息子”グンウォン役で注目を集めて以降、『カイロス~運命を変える1分~』『マイネーム:偽りの復讐』『ユミの細胞たち』と、守る男のタフから一途な不器用男子の愛まで、役のイメージを華麗に塗り替え、日本でも熱い支持を集めているアン・ボヒョン。
『梨泰院クラス』の共演者たちと出演したバラエティ『青春MT:Re~メンバーアゲイン~』では、周囲を細やかに気遣う“いい人”キャラの素顔が垣間見え、ますます興味を持った人も多いのでは。
そんなアン・ボヒョンが、「俳優人生のターニングポイントになった」と語る初主演ドラマ『軍検事ドーベルマン』が10月26日より日本初放送中だ〈11月1日(火)午後1:30分より、第1・2話を再放送〉。
本作は、韓国で初めて軍法廷を題材にしたアクション復讐劇。兵役問題がもっか話題だが、その軍内部のリアルに迫った作品として、好評を得たものだ。主人公は、軍人だった両親を幼い頃に亡くし、軍人を毛嫌いする青年ド・べマン。ある理由から“軍検事”となった彼が、時に軍服に、時に法服に身を包み、絶対権力に挑んでいく。
そこで、『軍検事ドーベルマン』日本初放送を記念して、アン・ボヒョンのインタビューをお届けする。
■アン・ボヒョン初主演作『軍検事ドーベルマン』インタビュー
――まず、本作への出演を決めた理由は?
「初主演だったためプレッシャーも感じましたが、監督が『“ドーベルマン”という単語から、アン・ボヒョンが思い浮かんだ。強靭で悪にも勝てるような人だ』とおっしゃってくださったことに背中を押されました。チン・チャンギュ監督は『バッドパパ』でもアクションを撮っていますし、その言葉がとてもありがたかったですね。
また、『太陽の末裔 Love Under The Sun』でも軍服を着ましたが、もう一度カッコいい軍服を着て皆さんに男らしい姿を見せたいなという思いもありました。それと、脚本が映画『弁護人』を執筆されたユン・ヒョンホ作家ということで、おふたりと一緒に仕事をしてみたいと思い、出演を決めました」