日本で韓流ブームが巻き起こって約20年。韓国ドラマの人気とともに歩んできた韓流エンタメ情報誌『韓国TVドラマガイド』の表紙を飾ったスターたちを、当時のエピソードなどを交えて振り返っていくシリーズ。

 今回は2号連続表紙のパク・ボゴムの笑顔が弾ける75号(2018年2月発売)から、表紙初登場のナム・ジヒョク(76号/2018年4月発売)、イ・ジュンギ総力特集の77号(2018年6月発売)、そして満を持しての初登場!2PMジュノ表紙号(78号/2018年10月発売)までを紹介します。

 新世代俳優が次々と活躍する一方で、20代後半を迎えると、彼らの兵役のニュースも気になります。今回紹介する表紙のなかでは、ジュノ(1990年1月25日生まれ)が2019年5月に兵役に就き、今年2021年3月20日に除隊。パク・ボゴム(1993年6月16日生まれ)は2020年に8月に兵役に就き、今年2022年2月に除隊しました。

 そして、今年前半、青春ロマンス『二十五、二十一』のペク・イジン役でファンから熱い支持を集めたナム・ジュヒョク(1994年2月22日生まれ)は、現在撮影中の最新作『ビジランテ』を終えたあと、年内12月に入隊することが所属事務所から発表されています。彼に再び会える日を心待ちにしながら、兵役期間中は最新作&旧作を繰り返し観ることになりそうです。

■“宝石”のような笑顔のパク・ボゴム、自然体の“現実彼氏”ナム・ジュヒョク

『韓国TVドラマガイド』75号(2018年2月発売)の表紙は、前号74号から2号連続の表紙登場となるパク・ボゴム。青春ロマンス時代劇『雲が描いた月明り』で“世子様ブーム”を巻き起こし、“国民の世子”と称されたパク・ボゴムの素顔に迫るインタビューを掲載しています。

 取材では、スタッフが用意した差し入れのシュークリームを「おいしいっ!」と食べて、スタッフにも「一緒にどうぞ」と差し出す気遣いも。「美味しいも楽しいも、周りの人と一緒に味わえると幸せになります」と語っていたのが印象的でした。

「好奇心は強いほう」で、人間関係で大事にしていることは「“信頼と尊重”」というパク・ボゴム。兵役を経て、来年30歳を迎える彼の新たな挑戦が楽しみです。

『韓国TVドラマガイド』(75)表紙パク・ボゴム

 76号(2018年4月発売)の表紙は、次世代スターとして編集部が推していたナム・ジュヒョクが初登場。主演作のファンタジーラブコメ『ハべクの新婦』(2017年)を特集しています。

 前作の『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』(2016年)では体育大学の水泳選手を演じて、自然体の演技で注目を集めたナム・ジュヒョク。『ハべクの新婦』で演じたのは、事情があって人間界に降り立った“水の神”ハベクで、「“普通ではない”特殊なキャラクターを演じるのは難しかったけれど、役者として成長できた」と語っていました。

 釜山広域市出身で、一見ぶっきらぼうだけど、涙もろく情にあついという、典型的な“釜山男子”。中学・高校時代はバスケットボールに青春を捧げ、「負けず嫌い」という自己分析も。ただし、その「負けず嫌い」も、負けたらもっと頑張る!という、プラス思考に転化するタイプだと、後のインタビューで明かしています。モデル出身の抜群のスタイルと、その内面の人なつっこさや情の深さ、男っぽさが印象的でした。

 実際、その後のナム・ジュヒョクの活躍はめざましく、『まぶしくて―私たちの輝く時間―』(2019年)、『スタートアップ:夢の扉』(2020年)、『二十五、二十一』(2022年)など、親しみやすく爽やかな部分と、憂いを帯びた繊細さが同居する独特のオーラで、“現実彼氏”と称されています。

『韓国TVドラマガイド』(76)表紙ナム・ジュヒョク