■ラブコメ絶対王者ヒョンビンが語る『愛の不時着』、役と本人のシンクロ率は?
87号(2020年2月発売)の表紙はヒョンビン。『私の名前はキム・サムスン』(2005年)、『シークレット・ガーデン』(2010年~2011年)という韓国ドラマ史上に残る名作ラブコメディを生み出したヒョンビンが、さらにその人気を世界的に高めることになる最新作『愛の不時着』(2019年~2020年)について、インタビュー特集をしています。
韓国では2019年12月からtvNで放送スタートしていた『愛の不時着』、日本では2020年2月からNetflixで配信スタート。この87号はまさに『愛の不時着』大ブームが起きる直前に発売されました。
演じた北朝鮮人民軍のリ大尉役について、「以前『コンフィデンシャル/共助』という映画でも(北朝鮮軍の)特殊精鋭部隊の刑事を演じた経験があるので、方言や表面的な役作りに悩むことはありませんでした」と語るヒョンビン。
その役と今回のリ大尉役の違いを表現するために、そして任務を遂行する時の徹底した姿をはっきりと感じられるように、「セリや中隊の部下たちと接するときの温かくて純粋で、ちょっと天然だったりする姿をたくさん表現しようとした」と話していました。そんなヒョンビンの内面の演技が、精鋭のエリート軍人でありながら、生真面目な愛らしさを持つリ大尉の魅力が生み出されたしたことがわかります。
ちなみにヒョンビンと役のシンクロ率について、ヒロインのユン・セリ役ソン・イェジンは「ヒョンビンさんはリ・ジョンヒョクそのもの」と語っています。ヒョンビン自身は、役とのシンクロ率は60%くらいで、「あまり感情を表現しないところや、口数がそんなに多くないところは似ている」と自己分析していました。
周知のように、『愛の不時着』はこのあと日本でも社会現象になるほど超大ヒットし、不時着“沼”にハマる人が続出します。そして、ヒョンビンはソン・イェジンと熱愛、結婚、まもなく12月には子供も誕生予定と、まさにドラマのような展開が待ち受けているとは……この号を作成していたときには予想もしていませんでした。夢のようなロマンスを体感するために、何度でも観たくなる名作です。
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